武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

菅直人、勝てばカン軍、負ければスッカラ菅。

2010年08月28日 | 人生の意味

★菅直人。
昨日、大田区の町工場へ見学に行き、円高対応のポーズを見せた。
おいおい、この薄らバカをなんとかせい。
昨日行った町工場はメッキと研磨の零細工場だったが、値段勝負ではなく、付加価値型だから、円高の影響はあっても固定費が安い分まだやっていける。
しかし問題は、大企業は1円勝負で浮沈が決まり、中小企業は疲弊して体力が無いという現実がある。それらを直視しなければ、ただの時間潰しの政治ショーであり、国家戦略は見えない。
為替介入をやるようなことを菅は喋っていたが、それは穴のあいたバケツに水をいれるようなものだ。欧米との協調介入ができなければ、全く無意味。
この円高を利して、米国のIT産業とソフト産業のM&Aを仕掛けろ。但し、間違っても米国国債を買ってはならぬ。米国のドル安誘導は米国国債を買わせることが、一つの要因になっている。かつて小泉時代、円高に振れた際、一度に35兆円の米国国債を買った事があるのだが、米国の紙切れに価値はない。
そして欧州、アフリカ、アジア、豪州、南米の資源を押さえろ。それが国家戦略というものだ。ユーロ安を仕掛けている以上、欧州にも手を突っ込むのが筋。
さて、今まで菅直人なる人物を注意深く見てきたが、意外に愚昧というか暗愚というか。小沢から頭に熱湯をかけられて、素っ頓狂な声を出し始めた我が国の総理。

★小沢一郎。
小沢の周辺からは景気刺激策が出てきた。公共事業と農業事業だ、
聞こえはいいが、要するに国債を大量に発行して、建設土建と農業土木にカネを注ぎ込めという、自民党型の利権政治だ。そういう手法は借金を増やすだけで、景気対策にならないことは、経済理論的にも実証的にも証明されている。
小沢の錬金術は角栄型の建設土木へのバラマキと、政治献金という名の政治家へのキックバックだ。工事費の1〜3%が政治家へ流れる。それって我々の税金だぞ。
しかも日本の年間の公共事業費は、英国、フランス、ドイツの3ヶ国と併せても、その金額は大きいのだ。
日本の借金、ただいま900兆円、そして2011年3月末には970兆円に膨らむと財務省は発表している。

野呂昭彦
この人、現職の三重県知事。
その道楽息子の野呂岳央が覚醒剤の売人で逮捕された。
水商売のホステスに覚醒剤を売ったという。その道楽息子は三重県知事の長男。35歳だというのに仕事もせずに遊んでいる。
普段は津市の知事公舎に父と住んでいるというから、官舎が覚醒剤販売の拠点だったとは驚きだ。
この三重県知事の野呂昭彦は新進党、自由党に所属したことがある小沢の子分。そして韓国朝鮮人に参政権を与えることに積極的に賛成している。
つまりろくでもない親子ということ。

★死刑場の公開。
選挙で落選した千葉景子の指示により、死刑囚の死刑場が公開された。
おいおい、そんなもの見たくもないぞ。そういう場所を国民に見せて、何を考えているのか。民主党というのは本当に駄目だな。
まず選挙で落選し、国民の信を得られなかった法無大臣が、7月末の死刑執行にサインしたということは殺人ではないのか。
特に、国家権力が人の生命を奪うということは、その法的正当性は厳格でなければならぬ。千葉は7・11選挙で落選後、官邸で菅直人に会い、法務大臣の辞任を申し出ている。しかし菅はそれを認めなかった。
つまり千葉は自ら法務大臣の欠格者として認識していたということになる。そういう法無大臣の死刑執行は許されるのか。理屈をいえば、菅直人も殺人の共同正犯ではないか。

★東京拘置所の刑場公開。
まるで「お茶の間ヒューマニズム」。
テレビで公開することによって、死刑制度の是非を論議することが目的だという。
本ページの考えは、社会秩序を維持するには死刑は必要だ。そして日本の死刑制度の実態は、人間一人を殺しても死刑にはならないから、甘い。
死刑を宣告される犯罪者は、複数人以上の殺人者であり、しかも凶悪犯に限定されている。さらに再審請求を行っている死刑囚には死刑執行を行わない。それだけ現状でも、死刑は重く受け止められている。
また死刑の代わりに終身刑を求める論調もあるが、そういう凶悪犯を一生、我々の税金で養う意味がない。
法務省によると、囚人一人に付きかかるコストは年に300万円だそうな。
そういうカネがあったら、貧困家庭や老人に手当てをしたほうが千倍、世の為になると思うぞ。

(ムラマサ、鋭く斬る)

 

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