★本ページは以前、次のように各党を評した。
自民党、腐った弁当を綺麗なラップに包んで売っていた。買った国民は、腐っているから食べなかったが、自民弁当屋は潰れた。
民主党、毒入り弁当を綺麗なラップに包んで売っていた。買った国民は、毒入りと知らずに食べたから食中毒を起こした。民主弁当屋は毒など入っていないと誤魔化すが、国民はそっぽを向いた。
みんなの党、真面目で腕の立つ料理人を集めて、日本会席を始めた。自民と民主の嫉妬が凄いが、評判を確立できるかどうか、これからが勝負。但し、会席では大衆性に欠けるから、それが安くて気持ちの良い「人気レストラン」に変貌できるかどうか。
公明、社民、共産党、長年の老舗食堂だが、売れ残りの古いビールと冷めた定食しか出さない。
国民新、立ち枯れ、舛添党、大食堂から飛び出した一匹狼の屋台。ビルの裏手か有楽町のガード下でやっている。しかし雨台風になれば、誰も客は寄らない。
★円高、株安。
株が200円下がり9400円台に落ちた。そして対ドル85円の円高で推移しており、菅政権後は円高、株安基調だ。
民主党党首選を9月14日に行い、秋の国会は9月末開催だという。本ページは、何度も指摘しているが、いつ国会議員は仕事をするのか。それまでの間に日本は大変な事態になることを警告しておく。これだけ円高株安基調が続けば、日本の工場は米国と中国、その他のアジアへますます移転せざるを得ない。またそれは同時に株安を引き起こす。魔のデフレスパイラル。米国の国家戦略ということか。
★1700億円で建設した新しい国会議員オフィス。
広い、綺麗、モダンと評判は良かったが、何とシックハウス症状が出るのだという。おいおい、誰が懐に入れたんだ。たかだか12階、地下3階の建物が内装を入れて、1700億円だというのは、バカ高い。東京地検の捜査が必要ではないか。
★昨日の参院、予算委員会。
自民党のエース級3人、林芳正、世耕弘成、山本一太。
菅直人は8月15日か、その近辺に、韓国に対して「日本の植民地支配と侵略の謝罪声明」を出すのだという。おいおい、日本は条約によって韓国を併合したが、植民地支配も、ましてや侵略もしたことはないぞ。そもそも近代になって日本は韓国朝鮮と戦争をしたことはない。この謝罪声明が菅政権から出れば、菅直人はもたない。
次に世耕は、国歌戦略局の後退について菅直人に糺したが、菅も仙谷もダラダラと屁理屈を口から垂れ流すだけだった。
世耕は、国家戦略局は自民党も戦略会議という名で考えていた。だから官邸主導の国家戦略局には賛成すると述べ、なぜ菅政権はそれを総理のアドバイザーに格下げするのかと糺したが、菅も仙谷も、「いや格下げではなく戦略局にしたいんだ」と言いながら、その肝の肝である「予算編成権、省庁間の調整」にはタッチさせないという。予算編成にタッチしなければ戦略局の存在意義は全くない。だから菅も仙谷も矛盾に満ちた答弁を繰り返すのだが、烏を指して、あれはカラスでなく黒い鳥だと言いくるめる。
次に国民新の長谷川憲正(元郵政官僚、落選中)について、
この人、7・11の参院選で落選したが、いまだに総務省の政務官に留まっている。しかも選挙違反で郵便局長2人が逮捕された。総務省が監督する郵便局長に選挙運動をさせ、しかも選挙違反で逮捕された。さらに2千万円の違法献金、3千万円を超える違法なパーティー券購入まで、特定郵便局長会から長谷川憲正と国民新党は受け取っている。世耕は、長谷川と郵便局長会の関係は、請託の贈収賄罪ではないかと菅直人を攻めた。監督大臣の原口は、「総務省には調査権がない」と答弁し、世耕の質問に逃げた。千葉景子もそうだが、落選した政治家を大臣や政務官のまま、続投させるというのは、けしからん。しかも菅直人は、「長谷川は政務官にふさわしい人」とまで強弁するのだから、民主主義選挙を愚弄するものだ。
★山本一太。
朝鮮学校への授業料無料化問題。
文科大臣の川端達夫の諮問機関(6人)が、朝鮮学校の授業料を無料にする為の意見集約をもっともらしくまとめ、最終的には8月末までに、大臣の川端達夫が大臣権限で無料を決定する運びだと山本によって暴露された。
山本は朝鮮学校で使われている教科書「朝鮮歴史」を日本語に翻訳して読み上げた。その中味は、「金賢姫は北朝鮮とは何の関係もなく、115人を殺した大韓航空機爆破テロは南朝鮮(韓国)の仕業だ」と教えているという。
一方、朝鮮学校を監督する朝鮮総連は日本の破防法(破壊活動防止法)の対象団体に指定されている。平たく言えば、朝鮮総連は危険な敵性団体ということ。朝鮮学校の授業料を無料にするということは我々の血税を使うことだぞ。次の選挙では民主党を壊滅に追い込む。
★1965年日韓基本条約。
選挙前の6月に仙谷が、「1965年日韓条約をもって、韓国人への個人補償は終わっていない」と発言したことに、山本一太は噛み付いた。
仙谷と菅は屁理屈を重ねて逃げ回っていたが、官房長官が官邸でそのように公言したというのは、重大な政治責任が生じる。韓国はすぐに反応し、「天皇に謝罪を求める」、さらには「天皇を裁判で訴える」とまで叫び、活動を始めた。
さて、それに関する答弁の中で、仙谷は面白い事を明らかにした。戦後、日本政府は、サハリンに残留した韓国人に対して経済的な支援を行い、韓国の安山市にアパートを建て、そこにサハリン残留韓国人を住まわせ経済的補償を行ったのだという。今でも、かつての日本人として年金を日本政府が払っている。そういう事実を韓国と日本国内で、なぜ知らしめないのか。国際関係において、美徳は隠れて行うものではない。具体事例を相手国に示さなければ、何の理解も利益ももたらさない。
★西田昌司。自民党。
次に西田昌司、彼も舌鋒鋭い。冒頭に彼は声を高くした、「民主党は不誠実であるばかりか、それ以上に不道徳である」。
不道徳と喝破された民主党、まさしく毒入り弁当を販売して恥じない山賊集団。
そして西田は、仙谷の反日的な言動をとらえ、仙谷を厳しく攻めたのだが、答弁に立った仙谷は目を三角にして怒髪天をついたかのように声を荒げた。
やはり民主党は不誠実で不道徳。
(ムラマサ、鋭く斬る)