★アメリカ。
1860年、勝海舟は咸臨丸に乗ってアメリカに行って帰ってきた。
江戸城に登城し、老中から「アメリカとはどういう国だ」と聞かれた勝は、「賢い人が上に立っている国です」と答えた。つまり選挙で選ばれた大統領制のことを喋った。
もう一人咸臨丸に乗って行った人が福沢諭吉。
アメリカにしろ、ヨーロッパにしろ、なぜ勃興したのか理由は二つだろうと考えていた。
つまりフリーダムとライト(権利)だろうと。しかし翻訳の言葉が分からない。
アメリカに行くと、みんな親切だったが、福沢にとって知りたかったのはフリーダムとライトだった。アメリカ建国の始まりはメイフラワー号だったが、明治の建国は咸臨丸がもたらしたものだった。(司馬遼太郎)
★米軍基地。
辺野古に新しい米軍基地を作ったら、その時点で日米同盟は終わりだな。
住民の生活権(ライト)を脅かす新基地など犬にでも食われろ。
そのときは、米国にサンキューバイバイだ。
我々は絶対に辺野古に基地は作らせない。
★松本一鶯(いちおう)75歳。
退職金2億4500万円が問題になっている。
この問題の本質は、非営利団体の優遇税制を受けながら、その還元は理事長以下の経営者陣への甘い汁ということだ。
もっと平たくいえば、脱税をしながら、その脱税分を食い物にしていたということ。こういうことをやっているなら、府民共済は純民間にするべきだ。また他県のナントカ共済というのも同じ事をやっている。
松本一鶯は「高額の退職金が問題だとは思わない」と逆切れするが、これは生協法違反だぞ。つまり総代会で退職金の議決が必要なのだが、その議決を経ていない。
さらに(全国生協連)からも5千万円の退職金を得ていたという。非営利で、税の優遇を受ける両団体から退職金だけで計3億円を貰っていた。
さらにさらに、松本の月給は360万円、年収は4320万円なのだ。
ふむ、非営利団体認定の取り消しが妥当だ。
★渡辺芳樹。
元社会保険庁長官(57)がスウェーデン大使になった。
渡辺は、年金問題で懲戒処分された為に、今年1月にスタートした日本年金機構に移籍できなかった。 こういう人事を平気で行う外務省の岡田克也と民主党は駄目だな。
★福山哲郎。
この人、官房副長官だが、まるで無能。
1910年の日韓併合条約について、国際法上有効だったと認めてきた政府見解は変わらないとテレビで述べた。
おいおい、テレビじゃなく官邸で発言せよ。それに岡田克也は福山と違う事を言ってるぞ。
さらに福山哲郎は、李明博の日韓に関する演説について、「菅総理の日韓併合100年の談話で示した認識をほぼ共有している」と述べたが、韓国の李は、そういう風には言ってないぞ。李が言ったことは、だから日本は韓国に対して何をしてくれるんだと、犬のおねだりだ。
★香川県沖で海保ヘリコプター「あきづる」が墜落。
クルー5人が死亡した。
奇妙なことに、海保本部長の林敏博がヘリ飛行の任務内容を隠蔽していた。
つまり海保の船では司法修習生が体験航海をしていたのだが、それへのデモ飛行だった事実を隠蔽したのだという。
そもそも司法修習性の体験航海というのは何なのか、意味不明。我々の税金を使って瀬戸内海・遊覧クルーズをやっていたということだな。
この体験航海は岡山地検から依頼され、研修中の司法修習生を水島海上保安部(岡山県倉敷市)が計画したという。
墜落したヘリは、2回の遊覧クルーズに合わせたデモ飛行を行っていたところ電線に引っかかり墜落した。そして操縦は副操縦士であったという。島と島を結ぶ送電線があることはヘリ操縦者にとって常識中の常識なのだが。
このヘリには、整備士2名と通信士1名が乗り込んでいたが、なぜ整備士が2名も乗っていたのか不明、こっちも遊覧飛行だったのか。その結果、全員死亡とは、それぞれ家庭があるだろうに。
この問題の本質は、なぜ司法修習生に瀬戸内海・遊覧クルーズをさせなければならないのか、何をヘリのデモ飛行で見せたかったのか。その結果、5人の死亡とは、幹部の驕りと緩みだな。この遊覧クルーズをやる暇があったら、尖閣諸島で国境警備でもやったらどうか。
(ムラマサ、鋭く斬る)