★これは危ない。
菅直人の謝罪外交を下げて、この外為問題をトップにした。
本ページは息を呑むように警告を出しているが、日本は危ない。
民主党は、この前、たった2日で総理を代えたくせに、2年前から決まっている党首選を8月中に行わずに、9月の中旬14日に選挙を行い、しかも秋の国会は9月末になるとうそぶく。
外国の投資ファンドは、日本の国会議員が遊んでいる最中を狙って、外為攻撃を仕掛けてきたと見るのが正しい。しかもこれは単なる相場ではなく、米国と中国の国家戦略が絡んでいる。その戦略の狙いは今まで本ページで述べてきたから、今日ははぶくが、菅直人、そして民主党よ、いつまで仕事もせずに遊んでいるつもりか。
本来なら、お盆休み返上でも対策を講じなければならぬ。それだけの歳費と政党交付金を我々は払っている。民主党という名の亡国の政治。
11日の外為市場は円高ドル安が進み、円相場は1ドル=84円70銭台まで上昇した。1995年7月以来、約15年ぶりの円高。
★韓国への謝罪外交。
この問題の核心は、菅直人と仙谷由人の私怨ではなかろうか。
国家の名をかたり、いわれなき中傷と誹謗を日本人になすりつける、そういう私怨が彼らの根底にあるとすれば、この狂言は辻褄が合う芝居になってくる。
対して韓国の反応、村山談話より一歩前進だが、我々(韓国)の心の中には踏み込んで来ないと否定的だ。そして身悶えるほどに、日本は韓国に何をしてくれるのかと期待をかける。つまりカネ。
日本は朝鮮ナントカという図書を「引き渡してやる」というが、そこに韓国の期待は何もない。そもそも宮内庁が保管している朝鮮の図書は、原本ではなく、コピー(写本)であって、原本は韓国朝鮮にある。それでその原本はどうしたかといえば、韓国人の管理の下、紛失したという。だからその写本を返せと言っている。こういうことは韓国では珍しいことではない。国宝級の印璽でも、原本でも誰かが横取りし、「紛失」するという悪い癖を持っている。つまり公の精神がない。
従って日本は、法的にも道義的にも、その写本を韓国へ返還する必要はないのだ。
★産経新聞の黒田勝弘のコメントから抜粋。
少々長いが、黒田勝弘のコメントが、日韓の本質を突いているので次に抜粋する。
日韓併合100年にあたっての「菅談話」に韓国は必ずしも歓迎というわけではない。韓国政府に歓迎の言葉はなく、単に注目し、今後の両国関係の発展を「希望する」としているにすぎない。韓国マスコミも、過去清算は「未完」で「期待に及ばない」と批判的だ。1995年の「村山談話」の後、1998年の小渕恵三と金大中の「共同宣言」で、日本の「痛切な反省と心からのお詫び」が公式かつ明確に表明されている。この時、大統領の金大中は、韓国政府としては今後、過去には触れないとまで約束した。
今回、また日本は「謝罪と反省」を言わされた形だ。これは韓国に、日本との過去をまだ終わりにさせたくないという心理があるからだろう。韓国には今なお、日本に「謝罪と反省」を求め続けることによる国家的な戦略がある。日本に対するこの戦略がある限り謝罪ゲームは終わらない。インドやベトナムなど他の旧植民地国にはない特異な歴史感覚だ。
しかも1965年の日韓国交正常化以降、韓国は45年間の日本の経済支援ODAの中で現在の発展を築いた。韓国は100年前の惨めな歴史からは想像できないほど発展した。しかし国際化が合言葉になっている韓国が、いまなお相手が日本となると視野が狭くなる。この意識に変化はうかがえない。
日本として「日韓併合100年」の歴史に触れて何らかの発言をするのなら、「謝罪と反省」ではなく、韓国の発展に対する「敬意と祝賀」の表明だろう。それが主体的な歴史認識というものだ。(産経ソウル支局長・黒田勝弘)
ふむ、いいところを突いている。そもそも韓国人が日本に恩義を感じても、日本が謝罪する理由は全くない。本当は、ガツンと韓国に対して言わなければならないのだ。それが朝鮮人に対する正しい態度であり、真の友情なのだ。
★韓国の反応。
予想通りの反応が韓国から返ってきた。
韓国では「一部の進展はあったが、依然として不十分で、失望した」と評されている。
「菅直人が、日韓併合は韓国人の意に反していたと言い、朝鮮王室儀軌などを返還すると約束したことは、一歩前進」。しかし同時に、「韓国人の気持ちを鎮めるには不十分」と高飛車な反応。
さらに、「日韓併合は根本的に無効であるという宣言が抜け落ちている、植民地支配の問題や強制連行の慰安婦問題に対する言及が全くない。誠意があるのか、疑いの目を向けざるを得ない」。
おいおい、強制連行された慰安婦など一人もいないぞ。もしいたとすれば朝鮮人の女衒屋(売春婦を扱う商売人)であって、日本は一切関係していない。日本軍に従軍した韓国朝鮮人の慰安婦は、正式な募集広告による自主的な応募であって、それは日本人慰安婦と同じだ。それらの物的証拠は今でも書類として残っている。
そして韓国は、「菅直人の話はリップサービスに過ぎない。謝罪は北朝鮮に対しても行うべき。歴史問題や竹島問題という時限爆弾を爆発させる時計はいまだに動いているというわけだ」として日本を嘲り、恫喝する。この朝鮮を何とかせい。
★ハマコー
なぜテレビは、ハマコーの暴れん坊ビデオを朝から晩まで流し、面白がっているのだろう。少しやりすぎだ。ハマコーのセガレの元防衛大臣が、「親族として迷惑をかけて、申し訳ない。事実関係が分からないのでコメントできない」と会見で喋っていたが、おいおい、お前はハマコーのセガレだぞ。親族という言い方は間違いではないが、「息子として」という枕詞が当然であり、何も知らなかったような振りでは、国会議員として失格。
さらに総務大臣の原口が、「ハマコー先生からご指導頂いた議員はたくさんいるので、ショックです」とのたまったが、ハマコーなんぞ、ただのチンピラだ。
ハマコーは破産した家庭に生まれ、新聞少年を長くやっていたが、それは戦前の遠い昔。新聞少年は歌になるほど当時は普通だった。そして1945年の終戦の年、日大の獣医学部に入学している。但し、中退。
その後は、廃品回収、ブローカーの闇市から、町議、県議を経て、持ち前の特異な大衆性で自民党代議士まで登りつめた。
その間、関東最大の暴力団・稲川会に世話になり、そして右翼の巨頭・児玉誉士夫の弟子になった。ところがアメリカのラスベガスのバカラで4億6千万円の損を出し、カジノからカネを払うまで軟禁状態にされ、急遽、日本にいる小佐野賢治からカネを工面してもらったというエピソードの持ち主。
2009年1月には破産裁判にかけられた。これは自己破産でなく、第三者(金貸し)がハマコーに対して破産を裁判所に申し立て、ハマコーの財産を差し押さえ、貸したカネを回収しようとした。
今回の逮捕は、ハマコーがモンゴルの金鉱山の採掘に関し、その投資話で出資者を集め、いざモンゴルで採掘しようとしたところ、集めた資金33億円がどこかに消えて無くなってしまったという、ハマコー・マネーはどこに消えたのか。その答えはベガスのバカラに消えたというのが本ページの見立てだ。
(ムラマサ、鋭く斬る)