武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

菅直人、小沢、鳩山の毒入りダンゴ三兄弟。

2010年08月31日 | 人生の意味

★トロイカ体制とは。
何か笑ってしまった。
昨晩、菅と鳩山が公邸の庭に出て会見を開いた。民主党はトロイカ体制の原点に戻るという。つまりソ連型政治ということを自ら明らかにして、国家社会主義を目指すということか。平たくいえば、「ナチ政権」。
このトロイカなるものは、小沢、鳩山、菅らの頭目に、墓掘り番人の顔を持つ輿石を加えるという。つまり小沢、鳩山、菅の毒入りダンゴ(談合)三兄弟が喧嘩をしないように、墓掘り番人が、目を光らせるということか。
このままいけば国会議員の数合わせでは、小沢グループが菅を押して優勢になりつつある。つまり菅は世論調査とは逆に敗戦ムードになりつつあるのだ。
そういうムードの中、菅の中枢部である仙谷由人に、幽霊事務所費問題のミサイルが小沢サイドから打ち込まれた。いかに仙谷が強弁しようが、息子に我々の税金である政党交付金を巧妙に回していたのではないか。

★小沢と菅の談合。
さて今日(8・31)、小沢と菅の談合があるという。
菅直人が小沢の傀儡になるのか。菅が小沢にひれ伏せば、小沢は党首選に立たない。菅がトロイカ体制を宣言した以上、小沢は幹事長か代表代行の党内ナンバー2(実質ナンバー1)を求める。そして官房長官のポストは誰になるのか。仙谷が恭順を示せば留任もあるが、小沢がそれを信じるかどうか、サイコロの転び方ひとつだろう。まあ、小沢子飼いの武闘派が菅、前原、野田らの弱卒を蹴散らしたということか。

★仙谷由人。
仙谷由人は、長男の勇人が経営する不動産会社コモンズに、仙谷の政治団体から320万円を支払っていた。違法か合法か。
この長男は西新橋の賃貸ビルで、不動産会社と同時に司法書士事務所もやっているのだが、その事務所には、仙谷由人の弁護士事務所、そして仙谷の3つの政治団体も同居している。ところが政治団体の専用スペースも電話もないという。仙谷の説明では、郵便受け取りの事務委託として320万円のカネを払ったという。
しかし、本当に主たる事務所としての実態があったのか。なぜなら総務省に提出された仙谷由人の「21世紀改革研究会」の政治資金報告書には、長男の事務所ではなく、仙谷由人の議員会館の電話番号が記されていたのだから。つまり主たる事務所は議員会館と考えるのが常識中の常識だ。
さらに驚くことに、長男の事務所の東京法務コンサルタントには、前原誠司グループ(凌雲会)の事務所も置かれている。その代表者が仙谷由人であり、会計責任者が枝野幸男なっているのだが、前原グループは、ここを主たる事務所として届出をしていながら、年間たった5610円しか費用を払っていない。なぜこういう不可解な事が行われているのか。

★トンネル会社の使い方と効用。
例えば一般論として、企業を何かのトンネル会社として利用した場合、色々なものが合法的に洗浄できる便利な器になる。不動産ビジネスは自由である。ビジネスである以上、カネは当然に動く。
架空の一般論として、4人の月給、ビル一室の賃貸料は月60万円。3年ほど前に立ち上げたにしては、官庁街に近い虎ノ門に事務所を構える。そう簡単なことではない。合法的な物を合法的に商売する、何を売ったか何を買ったか、当事者同士の契約の自由ではあるが。

(命題)、ビジネスを合法として担保するものは完璧な書類があれば、必要かつ十分か。砕いていえば、合法性は完璧な書類が必要であり、完璧な書類があれば合法性を担保するのに十分か。

(シェークスピアの戯曲から)、人は悪事を隠す場合、必要以上の証拠を揃えるものだ。だから、綻びが見えてくるというもの。


★民主党の小沢鋭仁。
この人、鳩山側近の環境大臣。
みんなの党の渡辺喜美を講師に招いて開く予定だった講演会の中止を決めた。講演会は今日31日に予定していたが、「み党と連携する動きではないか」と批判されドタキャン。
この講演話は前から知っていたが、不思議なというか、大胆なことをやるものだと思っていた。しかしドタキャンとは、小沢鋭仁も馬脚を現した。
始めからそういうことを見通して、渡辺を講師に呼んだのではないのか。
まあ、どうでもいいが、民主党の面々は何を考えているのかチンプンカンプン。

(ムラマサ、鋭く斬る)

 

コメント
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