★小沢一郎。
戦って負ければ小沢党・旗揚げへの道程になるのか。
小沢の政治史はそういう軌跡を描いてきた。つまり妖怪ガマの戦い方は、そこまでの手筋を考慮しての戦闘モードに入るということだろう。その宣戦布告は今日。そして鳩山は小沢につくと語った。
一方、最後の譲歩として、昨夕(25日)、鳩山は官邸を訪れ菅と話し合った。その内容は仙谷と枝野をはずす。代わりに小沢を幹事長に戻す、それが出来なければ山岡賢次クラスの小沢側近を幹事長と官房長官に登用することを迫ったが、菅は拒否したという。
★仙谷、枝野、玄葉。
小沢親衛隊は、仙谷を「あの野郎」と言い、そして枝野と玄葉を「あんちゃん」と呼び捨て、戦闘モードの機運は高まっていると漏れ聞こえてくる。
まあ、山賊同士の仲間割れということだな。
★鳩山由紀夫。
総理大臣失格者がロシアを訪問し、メドと会う。北方領土交渉ということだが、この鳩山という人に凄腕の交渉力があるとは、とても思えない。
ロシアのスタンスは北方領土を返すなど200%あり得ない。逆に、それを餌として日本の資本と技術を引っ張るということだ。
安子ママのスカートの中に隠れるのは得意な鳩山だが、ロシアの凶暴な熊に取って食われるだけ。そういう外交遊びをやる鳩山と菅直人など、ろくなもんじゃない。
★米倉弘昌・経団連会長と経済3団体トップ。
官邸で菅直人に面会し、早急な円高・株安対策を求めた。これに対し、菅は「どういう対策がいいのか考えたい」と述べ、無能無策を見せ付けた。
おいおい、いつまで考えているんだ。休んでいるだけだろう。
さらに、同席したキャミソール荒井聡は、「円高メリットが出ているところもある」と述べたが、食料品を外国から買うにしても、そのカネはどこから持ってくるのかということだ。
日本の製造業、つまり自動車、ハイテク家電、ハイテク部品技術なのだが、そういう企業がさらに海外に移転したらどうなるのか。カネがなかったら誰も日本に食料品を売ってくれないぞ。
日本の食料自給率は農水省発表で41%になっているが、飼料分を除いた本当の食料自給率は何と28%しかないことを専門家は隠して言わない。つまり72%の食料は外国からカネを払って買っている。
民主党とか菅直人とか、本当に駄目だな。
★白川方明。
最近テレビに頻繁にこの名前が出てくるが、別名、白川無能と呼ぶのだそうな。本当は武藤敏郎が日銀総裁になるはずだったが、民主党が国会で同意せず、やむなく白川になった経緯がある。大学の先生なら90分、念仏のように金融論を唱えていれば何の害毒もないが、こと日銀総裁としては、暗がりで黒マントを着ているような暗愚の人ではないか。
★財務大臣の野田?
財務大臣というより家計簿付け大臣。
人柄も頭も悪くはないが、財務省官僚からは相手にされていない。ある意味、財務官僚のサボタージュが野田の足を引っ張っている。しかしそれをコントロールできず、リーダーシップが発揮できなければ、財務大臣としての意味と価値はない。
格式と大秀才を集めている財務省において、53歳の若さ、稲門出であれば財務官僚から見れば、「あんちゃん」。
★オバマの戦略。
オバマは以前、声明を発表した、「米国の輸出を倍増させる」そして「米国の雇用を新たに200万人生み出す」。
その為には、ドル安だ。日本の自動車工場、トヨタ、ホンダ、日産、オールウエルカムだ。米国にもっと工場を作れ、米国から世界へ輸出しよう。ハイテク家電も同じだ」。
これが米国の戦略だ。
さてさて、日本の伝家の宝刀は、9月の国会開催初日、菅直人の問責を決議し、衆院解散で国民に信を問え。
(ムラマサ、鋭く斬る)
坊主さんへ、おはようございます。