武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

汚い奴ら

2007年10月16日 | 人間の欲望
「分かっとるな、相手の玉つぶしたれ」と耳打ちしたオヤジ。
「ええか、目をつぶせ」 と指示していた兄貴。
最後は、敵わぬとみた黄色の髪のチンピラが、チャンプの内藤をすくい上げて投げ倒した。
これは、もはやボクシングではない。
ボクシングというのは、リングの中で相手が死んでも、重傷を負っても、それがルールの範囲ならば刑事事件になることはない。
法律で凶器と定義される、研ぎ澄まされた拳と肉体は、高々10年のボクサー人生を賭けて、年1~2回の真剣勝負に己の生き様をファンに見せるのだ。
それができないカメダのようなチンピラ・ヤクザはボクシング界を永久追放するほうが世のためだ。
このゴキブリ一家、山口組では即戦力だ。
これらを持ち上げていたのは、お笑いのサンマ、みのもんた、輪島功一、高橋ジヨージ、TBSテレビ、とゾロゾロだ。

時津風部屋、亡くなった力士の遺体写真が週刊現代にスクープで掲載された。
右額にはビール瓶で思い切り殴ったと思われる長さ3cmほどの深くえぐられた傷、右耳は潰され、両目は青い内出血、左顔半分はお岩様状態、鼻はグシャグシャ、歯は折れ、両腕に無数の青アザ、両脚に煙草を押し付けられた火傷跡。
この遺体を見て、死因は心臓マヒでございますと死亡診断書を書き、不審なところは無いと所見した犬山中央病院の医師は本当に医師なのか。
人の生き死にに鈍感な医師は免許を剥奪すべきだ。
そして犬山警察も遺体を見たか見なかったか、事件性は無いとしたが、この判断は首をひねるばかりだ。犬山署は刑事訴訟法に定める不審な死に対する司法検視をしていなかった。
そもそも、亡くなった斉藤さんは、救急車によって犬山中央病院に運ばれたが、救急隊が駆けつけた時には、既に死んでいた。
それでも救急隊員は、一縷の望みを賭けて病院へ急送したが、犬山署に対して「事件の可能性あり。不審な死だ」と連絡していた。
しかし犬山署は心不全と見て、初動捜査を行わなかった。
そして、検視官の出動を要請しなかったという。
愛知県警の何たる怠慢だ。
(ムラマサ、鋭く一閃)

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中国の食品は安全か

2007年10月15日 | 人間の欲望
無法状態ともいえる中国の危ない食品。
農薬や抗生物質は言うに及ばず、食品の見栄えをよくしたり、成長を促進したりするためにホルモン成長剤を使用し、さらには必要であれば有毒物質も平然と使用されている。
この共産独裁国家・中国、一党独裁の統治下で、人々が右左、善悪、正邪の判断を共産党に握られ、人間性を失ってしまった。
先に金持ちになった者が勝ちとばかりに、人民はこぞって拝金主義になってしまった。
金もうけのためなら、他人の迷惑などおかまいなし、資源を掘り尽くしても、環境を破壊しても何とも思わない。
一党独裁のもとでは、村長は都合のよい報告だけを、群長も都合のよい報告だけを、県長は又同じことを、という連鎖がある。さらに、役人と業者・企業が結託した既得権益集団が形成され、汚職腐敗が営々と続いている。
これは我が日本の官僚機構も同じだ。
そしてもうひとつ、中国政府はメディアの統制・規制強化に乗り出した。
記憶に新しい段ボール肉まん事件は取材記者の捏造だったということで幕引きをされたが、あの報道は事実だ。
逮捕された記者は、以前にも偽羊肉事件をスクープしたことのある立派な人物だ。
あれが本当だとされれば、中国国内はもとより、国際的に大きな信用失墜となり、北京政府や共産党に重大な打撃を与えることになる。
中国政府はこの事件を契機にメディアの規制強化に踏み切った。
そして中国政府がやり始めたことは、メディアに対して共産主義に基づく記者教育を受けることを義務づけ、報道にもさまざまな足かせを付け始めたという。
恐るべし独裁国家・中国の未来とは。
そして日本はどのように対処すべきなのか。
(ムラマサ、鋭く一閃)
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ポール・マッカートニーの悪夢

2007年10月14日 | 人間の欲望
へザー・ミルズ。
イギリス女、カールされた栗毛が額にまとわりつくように垂れ下がり、魅惑的なライトブルーの目を相手に放つ。
鼻梁は高く、知性を感じさせ、口元は意志を主張し、しゃくり上がった顎は挑戦的ですらある。
彼女を一言で表現すれば男。 いやもっと正確に言えば、男根を持った女だ。
ビートルズのポール・マッカートニー(65)と、別居中の妻ヘザー・ミルズ(39)との離婚協議が成立せず、来年2月に公開審理が開かれることになった。
ポールは、5000万ポンド(120億円)の財産分与と娘ベアトリス(3)の養育費の支払いを提示した。
しかし、4年間の結婚生活について一切口外しないという条件をへザーが受け入れなかった。
カネも欲しいが、それ以上に、ポールを語る権利を放棄するという事は、血の滴るビフテキを食べず、フランス高級ワインを飲まず、最後は夜の情事をあきらめよと言うのに等しい。
ポールは、乳がんで亡くした最初の妻リンダとの間に、写真家として活動している長女のメアリー、ファッションデザイナーとして世界的に有名になった次女のステラ、そして息子のジェームズがいる。
リンダの死後、バイク事故で脚を失くした車椅子の元モデルのヘザー・ミルズと地雷撲滅運動で知り合い、意気投合し再婚した。
そして、ベアトリス・ミリーという名前の娘をもうけた。
しかし、世界を飛び回り家を空けることの多かったへザーとポールの間には、すれ違いが生じるようになり、その上、彼の仕事に口を出し、ポールのスタッフとトラブルを引き起こし、次第に口論をするようになったという。
その結果、ついに2006年に別居した。
88年、脚を失う前のモデル時代に撮影されたへザーの写真集があるが、ポルノ)まがいの写真集であり、男優との激しい絡みや、ボンテージファッションでムチや手錠を持ってポーズをとる姿もある。
まさか、ポールもそういう趣味を暴露されることを恐れているのでは。
人の口に戸は立てられない。
(ムラマサ、ニヒルだ)
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新宿酒場ロン 10・12

2007年10月13日 | 人生の意味
新宿酒場ロン 10・12
島、絵美、銀さんが話しこんでいる。
「国民の期待に応えた、とはよく言ったね」
「ボクシングの内藤か」
「相手はチンピラファミリー、汚い根性がボクシングに出ていたな」
「サミング、頭突き、抱え投げ、特にレフリーの見えないところでやっていた」
「そういうのはプロレスだけでいい、ボクサーというのは、もっとかっこいいものだ」
「あのチンピラはヤクザと同じだ」
「ファイトマネー、いくらか知ってる?」
「チャンピオンの内藤が1千万円で、あのチンピラが1億円だって」
「えェッ、そうなんだ」
「プロモーターに聞いたから間違いない」
「間違いナイと言えば、長井はNYへ逃げたの?」
「いや、前からアメリカ好きで、建前はアメリカのコメディー修業なんだけど、言葉が分からないからね、日本でノバに通っていたけど、アメリカでは通用しない。遊びに行ったセブ島のフィリッピン女をはめたつもりが、はめられて、1千万円を振り込まされた。それでNYへ逃げた形になった」
「セブ島から日本にいる女房に電話して、半端じゃないカネを振り込まされて、裁判沙汰になって、とんだドタバタコメディーだ」
「ところで天才黒川が死んだ。心臓マヒだってさ」
「若尾文子の旦那か、選挙に燃えていたけど」
「虎は死んで皮を残し、建築家は死んで建物を残すか」
「吉祥寺の駅のそばに、まことちゃんハウスが建てられることになった。赤と白のストライプ外観が東京地裁によって認められた」
「東京は進んでいるのか、遅れているのか。どうなんだろう。ヨーロッパでは絶対に認められない」
「それは、公共性という概念が希薄なせいじゃないかな。地域コミュニティーの環境公共性がない」
「電線がクモの巣状に地上に張り巡らされている国はヨーロッパにないからね、先進国では日本くらいなものだ」
「それどういうこと?」
「電線ケーブルは地中に埋められていて、景観がきれいだっていうこと、日本はそういう美的センスはゼロだ」
今夜のロンはNYのサックスジャズだ。フランチェスコ・カフィーソ。
洋子ママが歌いたそうにしている。
(ムラマサ、静かだ)
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中村聡志君の場合

2007年10月12日 | 世界の旅
福田、町村、高村大臣は、「人命尊重」という耳障りのいい言葉を用いるが、誰もが危険と思う地域に観光目的で入りこむことは、イスラム圏を甘く見る日本人のノー天気振りを見る思いだ。
イランで誘拐された横浜国大生・人間教育学部の中村聡志(23)君。
これは自己責任でやってもらうしかないだろう。
前に、イラクに入った日本の若者が首を切り落とされて殺害され、アフガンでは韓国人グループが誘拐され、そしてイランの同じ地域ではベルギー人夫妻、ドイツ人が誘拐されているイスラム圏、大学4年で23にもなっているのだから自己責任でバンバンするしかない。
実際、イランはテロ・誘拐が横行しており、特に外国人は狙われるからネギ背負ったカモだ。
このケルマン州のバムというところは、地元の人でさえも寄り付かない武装した麻薬組織「シャハバフシュ」、つまり山賊が支配しているところだという。
山賊の目的はカネと組織のリーダーの息子を釈放させることだ。
聡志君は人質になってから、大阪・豊中の実家に2度ほど携帯で国際電話をかけているが、100万円くらい払ってもらって、それで交渉するしかないだろう。
しかし、リーダーの息子の釈放要求が絡んでいるとなると交渉は難しくなり時間がかかるかもしれない。
バムから東へ約250キロの町ザヘダンまで連れ去られ、組織のアジトで拘束されているらしいが。
何でも、世界遺産のアルゲ・バム城塞を訪れるためバムに行き誘拐されたという。
あとは本人がモスリムに改宗して、泣いて頼むしかないか。
アッラーアクバル。
(ムラマサ,ニヒルだ)
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