我が家の狭い庭の隅っこで 毎年 道路や隣家の庭に張り出す枝を 大胆に切り落とされながら なんとか 生きている 哀れな柿の木が 1本有ります。
苗木を植えてから 10数年間 ほとんど 実を付けることもなく 已む無しと あきらめていたところ 昨年 突然 鈴なりの実が生り その異変ぶりに驚き 「狂った果実」等と ブログに 投稿した記憶があります。
「桃栗三年柿八年」、やっと 実が生るまでに 育ったということなのか?やや 半信半疑でしたが 気がつくと 今年も 数は少ないものの 生っていました。出来の悪いのも含めて 10個程度。
柿が大好物である妻は 早速 2~3個もぎ取り 食しています。
この分だと 来年以降も 毎年 実が生りそうな感じもします。
シルバーウイーク3日目の今日は 敬老の日。朝から 気持ちの良い青空が 広がっています。
昨日も絶好の行楽日和でしたが 近所に住む長男と連れ立って 車で約1時間の 母親が入所している介護施設を 訪れてきました。
長男は 中学生の頃 家族で 北陸の実家に帰省した時以来の 「おばあちゃん」との再会。
職業柄 ななかな 会うチャンスを逸してきた彼ですが この5連休中は 時間が有るということで 急遽 同行してくれました。
姿形が 著しく 変貌している(?)長男、予想通り、「この人 分かる?」と 尋ねても 「知らない人だワ・・・」、名前を 告げても さっぱり、「???」。
仕方ありません。
相変わらず 同じことを 繰り返し繰り返し 口にしますが、今は無い 北陸の実家の話を 出すと 珍しく反応、一人、二人・・、親戚の名前が 出てきて びっくり。
「当分 帰れないけど 帰ったら・・・・」、等と 言い出したり・・・。
職員達さんのことも 「みんな いい人・・・」と 笑顔。
微熱のため 額に解熱タオルをあてがっていましたが 終始 穏やかな表情。
1時間弱の面会でしたが 別れる際の握手にも力もあり 安堵して 戻ってきました。