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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

2月第1土曜日

2019年02月02日 21時46分00秒 | スイミング

19時~20時、スイミングクラブ成人クラスレッスン土曜日に出席し
先程 帰ってきた。
今日は 2月度第1回目のレッスン、
小野指導員による クロール中心のレッスンだった。
毎度のこと、基本、基本の繰り返し、
特に今日は 手の位置、ローリング、姿勢をチェックされた。

レッスン終了後、居残り フリーコースで
疲れを知らない?60代、70代のベテラン女性陣の後ろにくっついて
5秒間隔で、
クロール 50m×10本、4種目 25m×4本、
なんとか泳ぎ切って 引き上げてきた。

泳いで帰った後の遅い夕食、
程好い疲労感と 
1杯のビール(格安缶ビール)で
いい気分になっているところだ。

斯く斯く然然、
今日も過ぎ行く。
日残りて昏るるに未だ遠し、
爺の残日録なり。

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藤沢周平著 「玄鳥」

2019年02月02日 14時00分04秒 | 読書記

図書館から借りていた 藤沢周平著 「玄鳥」 (文春文庫)を 読み終えた。
「玄鳥」等 武家物短編5編が収録された 藤沢周平珠玉の時代小説集である。

「玄鳥(げんちょう)」

「玄鳥(げんちょう)」・・(注)玄鳥とは つばめのこと。
代々 物頭を勤め 藩から200石をいただく家柄の末次家のは 御奏者矢野家から婿入りし 父親末次三左衛門病死後 跡目を継いで当主となった仲次郎の妻であるが 軒下に作ったつばめの巣に対する扱い方にも 夫としっくりいかないところがある。
父親三左衛門の秘蔵弟子だった粗忽者の曾根兵六は 上意討ちの討手三人の一人となったが 不首尾、しかも無傷で帰藩したことから、藩から理不尽な厳しい処分がなされ さらに 藩は 兵六に 討手を放つ決定を下した。
兵六が上方へ出立する前日 路は 父親三左衛門の遺言に従い 無外流の秘伝「風籟の型」を 兵六に口伝する。
路と妹は 十五、十三の時 粗忽で面白い兵六の嫁になりたい等と 武家の娘の淡い恋心を持ったことがあったが 
昔のことを懐かしんで涙ぐみ 兵六にどうしても生き延びて欲しいという願いをこめる。
生死いずれにしろ 兵六はもはや二度と会うことが無いだろう、出し抜けに巣を取り上げられたつばめのように 来年は戻ってこないだろうと 路は思うのだった。

「三月の鮠(はや)」
去年の秋 藩主の前で行われた紅白試合で 岩上勝之助に一方的に負けた窪井信次郎は それ以来自信を無くし 道場にも通わず釣りばかりしたいたが 途中の社で 清楚で美しい巫女葉津に出逢い、心から離れなくなる。
社の別当から昔起きた土屋家の惨事を聞かされ 葉津は その惨事の生き残りであることを知る。背景には 藩の政争陰謀が有り 信次郎の父親窪井外記の政敵 勝之助の父親 岩上勘左衛門の悪事が有った。
葉津への思いから 再び紅白に臨み 勝之助を打ち破る。

「闇討ち」
かっての大迫道場の3羽烏として敵無しだった 興津三左衛門、清成権兵衛、植田与十郎は それぞれ隠居した後も 交流が続いている。
いつもの飲み屋「むじな屋」で 隠居3人で飲んでいる席で 権兵衛は 闇討ちを頼まれたと 二人に打ち明ける。
家禄を戻す等という約束だというが 罠に違いない、やめとけと 二人は説くが 権兵衛は もし駄目だったら骨を拾ってくれと告げ 決行してしまう。しかし 闇討ちは失敗し、逆に殺されてしまう。
三左衛門、与十郎は 権兵衛の無念を晴らすため 権兵衛に闇討ちを依頼した人物 中老牧野源右衛門を探し当て、これを闇討ちする。
迫間家老から呼び出され 「いやいや 二人共隠居するにはもったいない気力、体力ではないか」と言わせ、
家老の屋敷から出た二人は 「ちくと一杯やって 権兵衛をしのぶとするか」・・・、
いつもの飲み屋「むじな屋」を目指して歩いていくのであった。

「鷦鷯(みそさざい)」
5年前に妻を亡くし娘のと暮している 普請組横山新左衛門は 石塚平助から金を借りており 団扇の内職に精出すも、利息の支払いもままならない暮らしをしている。平助は 金貸しとして悪名高く 藩内で評判が良く無い人間。
返済催促にきた平助は 借金棒引きで 娘品を 息子孫四郎の嫁にくれないかと迫るが 信左衛門は断固断った。
ある時 普請組小頭細谷甚太夫が家人を斬って屋敷に立て籠もる事件が発生、普請組、足軽組等が駆けつけるが 城から大目付に従ってやってきた討手が 平助の息子 ふやけ顔の孫四郎であることに 新左衛門は目を剥く。
信左衛門は とっさに 甚太夫が居合を使うことを 孫四郎に耳打ちし 甚太夫討ちを成功させる。
「聞いていなければ えらい目にあうところでした」と孫四郎は 新左衛門に頭を下げた。「あいつめ、年寄りを持ち上げることも知ってるらしい」、新左衛門の孫四郎に対する印象が変わる瞬間である。婚期遅れの品と孫四郎が結ばれることになるのかも知れない。

「浦島」
18年前に酒で失敗し 減録、勘定方から普請方に勤め替えになっていた御手洗孫六、上司が覗きにくることもない普請組の小屋で 足軽等と暢気に過せる職場は 別天地のようで 孫六は気に入っていたが 18年前の失敗の疑いが晴れ 旧録に戻し 勘定方へ戻すという沙汰があった。
18年ぶりの勘定方は すっかり仕事の仕方が変わっていて 若い男達からは馬鹿にされ 鬱々とした日々を送ることになってしまう。
浦島太郎状態。
勘定方で半年が過ぎて 久し振りの大酒を飲んだ孫六が あざ笑う若い男達に対して 刀を抜いてしまう。
勘定奉行に呼び出され またしても 普請組に戻されてしまうという なんとも コミカルな物語である。

解説で 中野孝次氏は 藤沢周平作品が好きな理由として 文章の良さ、登場人物の人間性、剣の立ち合いの描写の見事さ、友情、自然描写の良さ、食い物の描写の良さ、人間性の良さ、女の姿と心の良さ、・・・等と記述されている。
同感である。
まだまだ 読んでいない作品数多有り 順次 読んでいきたいと思っている。

 

 

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風無く穏やかな土曜日

2019年02月02日 12時10分19秒 | 散歩・ウオーキング

当地 今朝の最低気温は -3℃前後だったようですが 風が無く 日中は穏やかな快晴となり 春先のような陽気になっています。
好天に誘われて 午前中 ちょこっと 近くの川沿いを歩いてきました。

梅が咲き始めています。

アオサギも日向ぼっこ?

ダイサギものんびり、

そして 
いました、いました。
カワセミです。
盛んに 川にダイビングを繰り返しながら、
川下へ移動中でした。
ちっともじっとしてくれず、コンデジで追いかけるには限界です。

「冬来たりなば 春遠からじ」
を 感じながら・・・。
 

 

 

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