毎年この時期には、居住自治体の「福祉部高齢者いきいき課元気応援担当」から、
75歳以上の後期高齢者対象の「健康アンケート」回答案内書が、送られてくる。
今年も、先日届き、すでに投函したが、
その目的は
「効果的な健康づくり事業推進するためのデータ収集」
「特に注意が必要な高齢者に対しては素早い支援につなげること」
なのだという。
一人暮らしの高齢者や近所との付き合いも無しの老夫婦等も多くなっている現代社会、自治体が、高齢者住民の健康状態をある程度把握して、なんらかの手を打てるようにすることが必要な時代なのかも知れない。
加えて、高齢者に、意識して健康を保つ暮らしをしてもらうことで、増大する医療費用や介護費用を少しでも抑えたいという狙いもあろう。
質問事項のおおかたは、健康保持のため、何をどれだけ食べているか?、運動は、何をどれだけしているか?、日々の外出、人との対面、社会生活等、どれだけしているか? 等々の内容であるが、その一つに、
「この1年間で、転倒したことがありますか?」という質問も有った。
今のところ、転倒したり、骨折したりしたことは無い老夫婦ではあるが、
同年輩の友人知人で、「転んで、骨折した」という話が、にわかに増えてきており、
他人事に非ずで、その心配は有る。
骨の強度が低下し(骨密度が低下し)、骨折しやすくなる骨の病気は、
「骨粗鬆症」と呼ばれているが、「骨密度」は、20代、30代がピークで、
なにもしなければ、50代、60代位から低下の一途を辿るのだそうで、
骨がもろくなった高齢者が転倒すれば、骨折する可能性は大で、油断出来ない。
「骨粗鬆症」になると、つまずいて手や肘をついた時や、くしゃみをした時等、
わずかな衝撃でも骨折してしまうことも有るのだという。
ガンや脳卒中、心筋梗塞等、直接生命を脅かす病気ではないが、「骨折」から
「介護」が必要になる場合も有り得る。
「骨粗鬆症」予防のためには(「骨密度」を低下させないためには)、
やはり、「食事」と「運動」、両面が必要で、
特に、「カルシウム含有量の多い食品」を積極的に摂ることが肝心だと言われている。
妻が、かなり以前から、日頃よくチェックしているチラシに
「骨粗鬆症予防のためには、カルシウムが重要です」
(監修 日本女子大学名誉教授・医学博士江澤郁子)
が有り、「カルシウム含有量の多い食品」が並んでいる。
▢魚介類 干しエビ、シジミ、丸干し(イワシ)、ワカサギ、
▢大豆製品 納豆、凍り豆腐、木綿豆腐、生揚げ、
▢乳製品 ヨーグルト、牛乳、チーズ、
▢野菜・小松菜、チンゲンサイ、切り干し大根、
▢海藻類・乾燥ヒジキ、カンテン
上記の内の「野菜」に絞って、
「カルシウム含有量データ」を、ネットで調べてみた。
カルシウム含有量トップ10「野菜」
(独立行政法人 農畜産業振興機構のホームページより転載)
昨日、畑で初収穫した「小松菜(こまつな)」も、堂々の5位、
「小松菜(こまつな)は、年中、ほとんど、毎日食しているが、
もしかしたら、「骨粗鬆症」予防のために(「骨密度」低下させないために)、
貢献してくれているのかも知れない。
「骨密度検査」等、数十年受けておらず、
現状、どんな骨になっているのか不明だが、
近日中に、受けてみようと思っているところだ。
(ネットから拝借イラスト)
身内に、骨折が原因で、要介護になった方がおられるとあれば、切実ですね。
80代の爺さん、これまで、意識してきませんでしたが、近い内に、骨密度検査受けてみようかと思っているところです。
コメントいただき有難うございます。
ご元気でお過ごし下さい。
薬を飲んでおります^^;
母も、親せきも、女性は大腿骨骨折で、手術後、
要介護になっており、
女性にとっては、寝たきりになる第一位の怖い病気です。
私たちの年齢(60代)では、男の人は、女の人に比べて、さほど心配していないようですが。
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