数年前までは考えられなかった「読む」暮らし

何度も同じことを書き込んでいるが、数年前までは、時間的、精神的余裕も無しの自営業を続けていたこともあり、「読書」の習慣等は、皆無だった。他人様の文章を「読む」と言えば、矢継ぎ早に届く、業務上文書に目を通したり、新聞を斜め読みする程度の暮らしを長年続けていたように思っている。ブログを始めてからのこと、完全に仕事をお終いにした頃に、数多のブログ拝見をきっかけに、「読書」に首を突っ込むことになり、生まれて初めての図書館通いがスタートしたものだったが、それよりもなによりも、相互フォロワー登録している、数多の、百人百様、千差万別のブログを走り読みすることが、「キョウヨウ」になっていること（「教養」に非ず、「今日の用」、「日課のひとつ」になっていること）に、我ながら、感慨深いものが有る。これほど大量の、他人様の文章を「読む」暮らしになろうとは、数年前までは、まったく考えられなかったこと、想像もしていなかったことである。各種情報、蘊蓄、意見主張、生き方、考え方、詩等文芸作品、写真作品、等々、長短、いろいろ。読んでも読んでも、読むそばから忘れていく老脳ではあるが、無形の栄養剤？、心のビタミン剤？になっていることは間違いないことだと思っているところだ。

（ネットから拝借イラスト）

当「たけじいの気まぐれブログ」は、開設当初より、他人様に発信し、広く読んでいただき、繋がり合うという本来のブログの趣旨から外れるが、記憶力減退爺さんの、自分のための、日記、日誌、雑記録、備忘録、懐古録の類、「記憶補助ツール」と決め込んでいるブログである。そうは言っても、公開されてしまう以上は、逆に、数多の方々に読まれてしまうものであり、毎度の書き込みには緊張感が伴う。にもかかわらず、ボケ予備軍の後期高齢者のこと、誤字脱字多し、しっかり校正もせず、投稿後に気がついて、２回、３回、訂正、追記することも多しだが、なんとか体裁を整えて続けている次第。ブログを書き込めなくなった時が本当のお終いかな・・・等とつぶやきながら・・・。