このところ不安定な天候が続いている当地、昨夜から未明に掛けても 少し雨が降った様で路面が濡れているが、朝方には上がり、薄日が射し始めた。
7月もあっという間に終わってしまい、時の過ぎ行く速さがどんどん加速しているようにも錯覚してしまう。砂時計の残りの砂が少なくなっている後期高齢者、時を止めることは出来ないが、1日、1週間、1ケ月、1年、コロナ禍の中で、なんとか自分流に暮らすしかなさそうだ。
夏真っ盛り、放ったらかしで、雑草に埋もれている猫額庭でも、よく見ると夏の花が咲き始めている。
ナツズイセン(夏水仙)
ヤブラン(藪蘭)
マンリョウ(万両)
マンリョウ(万両)
ヤブコウジ科、ヤブコウジ属、常緑低木
別名 コウジ、タチバナ(橘)、ヤブタチバナ(藪橘)、
ハナタチバナ(花橘)
江戸時代中期、赤い実をたわわに下げる様が
「千両」より豪華であることから、「万両」と呼ばれるように
なったと言われている。それ以前は 「アカギ」と呼ばれたいた。
原産地 日本、中国、朝鮮半島等 アジア東南部
樹高 30cm~1m
花色 白色
1cmにも満たない小さな花、花弁は5枚、花弁には赤い点々が付く。
雄しべは黄色い三角形、
葉は楕円形、肉厚、縁には波状の鋸歯が有る。
開花期 7月~8月頃
開花後、球形の実を付け、晩秋から初冬には
ルビーのように赤く染まり、豪華で綺麗なため、正月飾りに使われる。
園芸品種の中には 黄色の実、白色の実を付けるものも有る。
花言葉 「寿ぎ」「財産」「徳の有る人」「金満家」「慶祝」
「千両、万両 有り通し」
「年中お金に困らない」の意の 縁起を担いだ言い回し。
「万両」の他に、「◯両」と名のつく樹木に、
「千両」「百両」「十両」「一両」が有る。
いずれも 常緑低木で、晩秋から初冬に赤い実を付け、
古くから正月飾り等に使われ、縁起の良い木とされている。
「万両」・ヤブコウジ科、ヤブコウジ属
「千両」・センリョウ科、センリョウ属
「百両」・ヤブコウジ科、ヤブコウジ属
「十両」・ヤブコウジ科、ヤブコウジ属
「一両」・アカネ科、アリドオシ属、
(別名 「アリドオシ(蟻通)」)
2017年7月17日 2020年10月14日
2020年12月26日