古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

てんのじ村    難波利三

2015-10-15 13:49:03 | 小説の紹介
昭和59年4月に書かれて、第91回直木賞を受賞




している。



大阪は通天閣の下、陽の当たらない芸人たちの住む、




実際にあったてんのじ村を舞台に、”よごれ”と”か




ぼちゃ”とドジョウ掬いを芸にしている花田シゲル





を主人公に、その八十四歳までの人生を描いている。




大衆小説として、優れていて、お笑いの、又吉さんの




火花は読んでいないけど、おそらくそれとは違った




お笑いのことが描かれていると思われる。これまた、



直木賞も獲っているし、ボクなんかが説明するこ



ともないと思うのだけれど……お勧めします。




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