荒涼天使たちⅠ・Ⅱ ジャック・ケルアック
中上哲夫訳 思潮社。
1部はデゾレーションピークで山火事の監視員として、
山に籠っていて、色々考えたこと、感じたことを書い
ている。2部は山をおりて、L.A.に行って、ビートニ
クの連中との狂騒的な日々を描いている。1部 地の
果ての世界 二部 世界の中の荒涼
第二巻 世界を行く 第1部メキシコを行く。メキシコ
に行き、ビートニクの連中と共に過ごし(最初の頃は小説、
詩を書くのに当てた)ゲインズというジャンキーの老人に
出会う。老人は出会った後死んでしまう。NYに帰り、ルー
ス・ヒーパーとの恋愛が始まる(第二部)。
第3部タンジール、フランス、ロンドンを行く。第4部 ふた
たびアメリカを旅する。ロスまでの引っ越し、結局また舞い
戻ることに。
荒涼峰に籠るところが、一番の読みどころかなと思います。僕も
海よりは山ですね。何カ月も山に籠るっていう体験をしてみた
いとは思うけど、実際は凄い大変なんでしょうね……たぶんムリ
です……合掌。