古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

荒涼天使たち  Ⅰ・Ⅱ  ジャック・ケルアック  中上哲夫訳   思潮社

2015-10-23 13:55:56 | 小説の紹介

荒涼天使たちⅠ・Ⅱ   ジャック・ケルアック



中上哲夫訳 思潮社。



1部はデゾレーションピークで山火事の監視員として、





山に籠っていて、色々考えたこと、感じたことを書い




ている。2部は山をおりて、L.A.に行って、ビートニ




クの連中との狂騒的な日々を描いている。1部 地の



果ての世界 二部  世界の中の荒涼




第二巻 世界を行く 第1部メキシコを行く。メキシコ





に行き、ビートニクの連中と共に過ごし(最初の頃は小説、



詩を書くのに当てた)ゲインズというジャンキーの老人に




出会う。老人は出会った後死んでしまう。NYに帰り、ルー



ス・ヒーパーとの恋愛が始まる(第二部)。




第3部タンジール、フランス、ロンドンを行く。第4部 ふた




たびアメリカを旅する。ロスまでの引っ越し、結局また舞い




戻ることに。




荒涼峰に籠るところが、一番の読みどころかなと思います。僕も




海よりは山ですね。何カ月も山に籠るっていう体験をしてみた






いとは思うけど、実際は凄い大変なんでしょうね……たぶんムリ




です……合掌。
コメント
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