文藝春秋。
ボクはこの「霊長類~」というタイトルは日本人という
枠組みを外して人間的スケールからみた人間本来の味と
いうか、性質をむき出しにさせようという、試みだと思う。
人間のしでかすこまかな失敗に目を向け、それをユーモア
にかえる。
それが向田作品における醍醐味である。いやー、これ、オ
レだけじゃなかったんだな、って感じである。それは、中
国人やアフリカ人だってあるはずじゃないの、と向田さん
はいうはずである。
ボクはこの「霊長類~」というタイトルは日本人という
枠組みを外して人間的スケールからみた人間本来の味と
いうか、性質をむき出しにさせようという、試みだと思う。
人間のしでかすこまかな失敗に目を向け、それをユーモア
にかえる。
それが向田作品における醍醐味である。いやー、これ、オ
レだけじゃなかったんだな、って感じである。それは、中
国人やアフリカ人だってあるはずじゃないの、と向田さん
はいうはずである。