古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

池波正太郎の映画日記 池波正太郎

2025-02-14 01:00:10 | 池波正太郎

山口正介・編 1995年

 

編纂をした山口正介氏は山口瞳氏の息子さん

 

で、池波氏の出入りしていた銀座界隈の試写

 

室で時折、ばったりと出くわしていたらしく、

 

正介氏から身分を明かし、挨拶したと云う。

 

この本は、最後のジョン・ウェイン(1980

 

年七月刊)とラストシーンの夢追い(1983年

 

四月刊)とスクリーンの四季(1985年二月刊)

 

を一冊にしたものだと云う。

 

ぼくの視た映画も数多くのっており、そのどれをも

 

脚本、キャメラ、演出の観点からも視て、批評されて

 

おり、映画に対する愛の深さを感じた。

 

フェリーニの「道」を視て、泣かれたらしく、すごく

 

感性の強い、敏感な方なのだな、と感じ入った。

 

(読了日 2025年1・1(水)21:30)

               (鶴岡 卓哉)

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