古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

ありがとうございません     壇ふみ

2020-06-28 11:40:51 | 本の紹介
幻冬舎文庫    1998年

多作かとおもっていたら、意外と寡作なひとであった。

「ありがとうございません」とは「ありがとうございます」

と「すいません」がいっしょになったものだというが、

ふざけている、いい意味でだが。

共感はエッセイでは大事だと思うのだが、共感できた

たのは、歯医者が好きってとこだ。ボクも三か月に一回

の歯のそうじをなによりの楽しみに生きている。早く

歯医者に行きたいと、思っている。

このひとは、なんというか、自分を蔑んでいるが、こうい

うひとに限って優秀だったりする。学歴からして立派だしね。

鵜呑みにはできない、なんか女優めいたところも魅力なの

であろう……合掌。





































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