幻冬舎文庫 1998年
多作かとおもっていたら、意外と寡作なひとであった。
「ありがとうございません」とは「ありがとうございます」
と「すいません」がいっしょになったものだというが、
ふざけている、いい意味でだが。
共感はエッセイでは大事だと思うのだが、共感できた
たのは、歯医者が好きってとこだ。ボクも三か月に一回
の歯のそうじをなによりの楽しみに生きている。早く
歯医者に行きたいと、思っている。
このひとは、なんというか、自分を蔑んでいるが、こうい
うひとに限って優秀だったりする。学歴からして立派だしね。
鵜呑みにはできない、なんか女優めいたところも魅力なの
であろう……合掌。
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