新潮文庫 1996~2010年
「考えない人」について「考える」。ひとつひとつがネタになって
いて、おれっちは笑ってしまった。
笑ってはいるが、「考えてはいない」。反射的に笑っているだけだ。
なんとなくおかしいと感じるから笑っている。いや、ホントに「考え
ていない」のだろうか?
おれっちが「考えるに」、「考えない人」については「考えない」のが
一番いいのではないだろうか。
「考えない」ことを「考えて」しまった時点で負けだ。なにに負けて
いるのかと言えば、制度とか社会だ。
そうなのだ、「考えている」社会こそ悪の根源なのだ。「なにも考え
ていない」制度、これこそが我々の目指すところだ…………そうなのか?
………………合掌。
「考えない人」について「考える」。ひとつひとつがネタになって
いて、おれっちは笑ってしまった。
笑ってはいるが、「考えてはいない」。反射的に笑っているだけだ。
なんとなくおかしいと感じるから笑っている。いや、ホントに「考え
ていない」のだろうか?
おれっちが「考えるに」、「考えない人」については「考えない」のが
一番いいのではないだろうか。
「考えない」ことを「考えて」しまった時点で負けだ。なにに負けて
いるのかと言えば、制度とか社会だ。
そうなのだ、「考えている」社会こそ悪の根源なのだ。「なにも考え
ていない」制度、これこそが我々の目指すところだ…………そうなのか?
………………合掌。