№171
第五回昭和12年上半期。
他9編の短編から成る。所謂貧乏小説だが、そこは
やはりつい夢中になって読んでしまうほどに魅力に
あふれている。ジメジメとしていないので、貧乏も
笑い飛ばせてしまう。こういう力強い身辺小説とい
うか私小説を読むと、なぜか元気が出てくる。猫と
いう短編が良かった。夢をはさんでくるところなん
か乙である。また妻のキャラが非常に立っていて、
この小説を際立たせている。また歴史的一本を読
んでしまった、とニヤニヤしている自分がいた。
第五回昭和12年上半期。
他9編の短編から成る。所謂貧乏小説だが、そこは
やはりつい夢中になって読んでしまうほどに魅力に
あふれている。ジメジメとしていないので、貧乏も
笑い飛ばせてしまう。こういう力強い身辺小説とい
うか私小説を読むと、なぜか元気が出てくる。猫と
いう短編が良かった。夢をはさんでくるところなん
か乙である。また妻のキャラが非常に立っていて、
この小説を際立たせている。また歴史的一本を読
んでしまった、とニヤニヤしている自分がいた。
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