古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

穴があったら、落っこちたい!    中村うさぎ

2018-12-25 18:42:42 | 中村うさぎ
角川文庫   平成十五年


前半では初めてにまつわるはなしが披瀝される。


大抵、学生時代や子供時代のことが多く、それを


引き継ぐ形で、後半では犯罪がらみの事件を分析


している。


うさぎさんはブランド狂いからホスト狂いまで、


いかにも「女」という深い業に呪われているらしい。


整形されているらしく、「ブス」に対する、その感覚


は、やはりフツーの女より鋭いのだろう。


女流文学者として、ボクは高く評価している通り、夢中


で読んでしまったのであった。




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