古民家ギャラリーうした・ガレッジ古本カフェ便り

古民家ギャラリーうしたと隣のガレッジ古本カフェで催している作品展、日々の発見!、書評、詩などを紹介していきます。

街角小走り日記    群ようこ

2019-01-31 14:54:34 | 群ようこ
新潮文庫  平成3年3月


原稿用紙三枚あまりのエッセイ100編。


脂がのるとはこのことをいうのではないか、つらつらと読んで


いると、うぷぷぷぷっ、と読み進んでしまい、あっという間に


終わる。


27年前というと、1992年か………ということは………って、


歳がバレるわ、って、このブログを続けて読んでくれてる人に


はバレバレだわ………とほほ。


とにかく、何に対しても、一家言ある。群さんの、その語り


口はなめらかで、毒を含んでいて、しかも、なんか優しい


ところもあるんですね。


短足というエッセイに、短足を隠すために早足で歩くってい


うのがあって、なるほど、と感心した。


これがこのエッセイのボクのベストだった。




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