春の青空には白い花が良く似合う。桜の後の庭には白い花が目立つ。本当はバランス良く振り分けたつもりのようだが今年は白い花が多い。写真2枚は利休梅である。日本に入ってきたのは江戸時代のようだ。利休没後に名付けられた名前では言い得て妙で利休が愛した花のイメージがある。梅の名があるが咲き方は全く違い、一つ一つの花茎を上るように咲く。美しい花である。
アケビ・ムベそしてポポーと同じような実のなる花を集めた。最初の左写真がアケビである。大きく開いた花が雌花で真ん中の紫色が閉じているのが雄花である。秋の日に実を追いかけた日々がよみがえる。そして右の写真がムベの花である。実りはアケビよりも随分遅く11月ごろから食べられるようになる。
そして最後にポポーである。他の2つが蔓であるのにこちらは木である。緑色の花が雄花と思っているがまだ結実したことがなく、確かではない。今年は1個でも実って欲しいと願っている。そして右は梨の花である。白い大きな葉に雄しべ・雌しべが美しく広がる。
最後は二人静(左写真)と一人静の芽吹きである。大きくなり種が出来る頃にはこの名前の由来がわかるが今はこれほど違う。一人静の花はだんだん伸びてゆく。
暫く楽しめる花である。
先日、アケビの受粉を行った。他の蔓になる雄花を採取してきて雌花にこすり付ける。筆を用いて受粉するのが確かである。こうすると驚くほどの実が付く。故郷を偲びながら楽しめる花である。
庭の池では金魚の産卵が続いている。もう稚魚として泳いでいるものも多い。受粉に、金魚の卵の採取、すっかりお爺さんらしい生活になってきた。”そろそろ袋、被せてや”、ビワの実が言っているように思う。急ごう!
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