先日、何気なくテレビを見ていたら下関のフグに関する放送をしていた。私も年に1度は食べたいと思っているトラフグは延縄(はえなわ)で釣るようだ、延縄とは1本の長い縄にある間隔ごとに枝縄と先端に釣り針をついたものに餌を付け海中あるいは水中に沈め、ある時間経過後に上げると魚が釣れていると言う取り方である。フグは一度に2000本も釣り針を沈め、これを1時間後ぐらいに上げるようだ。フグは蟹と同じように寒い今頃が一番美味しい▼その寒さの中、欅の木のそばで蝋梅(ロウバイ)の花が咲き始めた。私の知るかぎりでは初冬から咲いているサザンカ・ツバキなどを除き新春に咲く花では先日紹介したネコヤナギと並び早い。これらの花を見ると”まだ1月半ばながら、これからだんだん春に向かう”の喜びがわく▼フグの話に戻るが2000本の延縄、1回で釣れる数は5~10匹かかれば良い方らしい。釣り場に止めた船で4、5晩、泊まり込みで釣るようだ。そのフグの大きさの選別シーンも紹介されていた選別者は瞬間持つだけで100gごとに500、600、700g・・・・・と分けられた生け簀に入れていく▼以前、寿司職人が握る酢飯の量がいつも同じ、に感心したこともあるがこれも驚きである。職人の感覚はすごいものだ。明日は競馬日だが馬を見ただけで走るか走らないかわかると勝てるのだが・・・。
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