大晦日の混乱の夜
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先の「マスカレード・ホテル」は見たので、やはりこちらも見ておきましょうかね、
ということで。
ホテル・コルテシア東京に再び潜入捜査に踏み込んだ刑事・新田浩介(木村拓哉)と、
今度はコンシェルジュに昇進した優秀なホテルウーマン・山岸尚美(長澤まさみ)の物語。
都内マンションで起きた殺人事件の犯人が大晦日にこのホテルで行われる
カウントダウンパーティー「マスカレード・ナイト」に現れる、
という匿名ファックスが来たことにより、警察が動き始めます。
しかしここで問題なのは、500人の参加者は全員仮装で顔を隠しているということ・・・。
誰が誰やら分からない・・・。
そもそも犯人の意図は?
そして、このことを知らせたファックス送信者の意図は??
まあとにかく豪華出演者と、誰も彼もがうさんくさいという
このお祭り状態の作品は、あまり深く考えずに、楽しめばいい。
そういうものだと思いますので、あれこれは言いますまい。
シリーズ2作目は、始めから登場人物の性格や関係性が分かっていて
すんなり入り込めるところがお得です。
新田と山岸は、顔を合わせればつい小競り合いをしてしまいますが、
互いの仕事に対する姿勢や能力を分かっていて、
そしてリスペクトもしているというあたりが、見ていて心地よいですね。
次作はロサンゼルスが舞台?
・・・なわけないか。
<シネマフロンティアにて>
「マスカレード・ナイト」
2021年/日本/129分
監督:鈴木雅之
原作:東野圭吾
出演:木村拓哉、長澤まさみ、小日向文世、梶原善、泉澤祐希、沢村一樹、麻生久美子、博多華丸
豪華さ★★★★☆
ミステリ性★★★☆☆
満足度★★★.5
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