ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

福岡へ、全国シニアへ、装置・道具発送!

2017-05-30 08:02:38 | シニア演劇

 1週間を切った。シニア全国大会福岡へ、出発まで、今日を含めあと3日。菜の花プラザの出番は大会のおおとりなので、最終日4日(日)、そこまで5日。大きな懸案だった装置の発送が終わった。丁寧にこまごまと梱包して、5つの荷造りとなった。

 いやぁ、大変だったろうなぁ!すべて有能で骨惜しみしない舞台監督がやってくれた。プロ劇団と違って、トラック雇って一括で、なんて行かないからさ、引き受けてくれる運送業者探しから荷造りの方法から、1か月前くらいから、骨折りしてくれて、どうにかこうにか送ることができた。日通はもちろん、ヤマトからも断られ、佐川急便がやっと引き受けてくれたってことだ。

 A4版大の大きな肖像写真7枚、工夫を凝らした椅子が7脚、ラーメン屋台!それに工具とかメイク道具とか資料とか、大変な作業だっただろうなぁ。どう組み合わせてどう梱包するか、こりゃ、パズルだよ。頭と体力と忍耐力がなけりゃ、とてもじゃないが、発送にたどり着けなかったはずだ。

 福岡だからね、当初は装置・道具類は最小限度にするっきゃないかって、まっ、諦めてたんだけど、ここで舞台監督兼装置・道具製作担当のTが尋常ならざる意欲と才能を発揮し、素晴らしい装置・道具類を仕上げてくれた。

 この優れものたちが、舞台を飾ってくれるんだもの、役者たちなんかいなくたって見栄えはする、なんてことは言っちゃいけない。シニア役者たちも目いっぱい頑張って最後の仕上げに没頭している。その様子は、また、後日書くことにする。

 まず、福岡に向けて、大きな難関を一つ乗り越えた!ってことだ。

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シニア演劇学校6期生、開講!

2017-05-29 08:19:06 | シニア演劇

 折り返し点の6年目、集まんのかい?受講生。そろそろ底ついたんじゃないか?5年もやってりゃ。

 おっと、心配ご無用、今年も始まった。ただし、受講生は2名!少なっ!

 いんや、人数じゃないよ演劇は。一人芝居だってあるんだし。裏方やサポートは菜の花座がついてるから、問題ない。あとは、お二人のやる気しだい。

 違う、違う、11月本公演まで楽しく講習続けられよう、手筈を組むのはこっちの仕事。それと、本公演で、やってやるぜ!ってやる気メラメラ燃え上がる、優れた舞台を作る責任、全部、スタッフあるいは僕の任務ってことだ。

 でも、二人だけ、それも、思いっ切りこれまでの傾向を裏切って男性のみ、僕含め男3人、顔突き合わせて発声したりエチュードやったり、さすがに辛い。で、思いついたのが、シニア修了生に手助けしてもらうことだ。周1の練習日には必ず2名くらいが入れ替わりで参加し、一緒に講習を受ける。すでに何回も舞台を踏んでる人たちに、も一度初歩からお付き合いってのは、気が引けるんだんが、舞台続きで基本を忘れている人もいるし、1年の講習では不満だったって人もいるので、なんとかローテーション組んで乗り切れるだろう。

 本公演の方も、お二人を主役ら据えて、周囲を菜の花座で固める、そうすりゃ1時間を超す芝居だって可能だろうし、一緒に仕上げる仲間も増えて充実するってもんだ。せっかくの男二人、菜の花座の男優総出演で、男だけの舞台なんてのも面白いかもしれない。おっと、せっかく楽しみにしてたのに、男ばかりかよ、って不満が出るかもしれないけど。

 まずは、開講式と最初の講習、先輩たち3人が快く参加してくれた。彼らにとっても身についているはずの基本を見直すいい機会になるんじゃないかな。もちろん、主体のお二人も気詰まりなく練習に取り組めたと思う。

 とは言うものの、これからでも遅くない。女性の参加者来てくれないかなぁ、二人の男性、どっちもいい男だぜ。あっ、男だって、もちろん、結構ですよ。

 

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『追いかけぇて!追いかけぇて!』川西プラザ公演

2017-05-24 08:06:08 | シニア演劇

『追いかけぇて!追いかけぇて!』川西プラザ公演 のゲネプロ画像をアルバムにしました。

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喜劇?あっ、そうか、そうかも。『追いかけぇて!追いかけぇて!』反省しきり!

2017-05-23 09:21:39 | シニア演劇

 『追いかけぇて!追いかけぇて!』新聞取材、記者から、「喜劇ですか?」って聞かれて、あっ、そ、そう、多分、喜劇、何故かしどろもどろしてしまった。台本書いてる時も、演出してる時も、喜劇だって意識はほとんどなかった。不思議だ、せっせと笑いを追求してるのに。

 狙ってたのは、ナンセンス!ともかく、突拍子もないエピソードが次から次としゃしゃり出て来て、なんだぁぁぁ?これは??って観客を煙にまき、散々ぱら引きずり回して、最後は種明かしでストンと腑に落とす。そんな作品を作りたいと思っていただけだ。

 早口言葉がまったく言えない女子アナ志願者とか、バアサンのアイドル、あっ、これはあるか、とか、過去の遺物の流しのギター弾きとか、メジャーデビューを夢見る歌手とか、4文字熟語でしゃべる料理研究家とか、やたら変なキャラクター、設定を考えた。それをつなぐのは、夢と妄想。そんな妄想人間をつなぐのが売れない熟女女優。

 こう書き出してみて、男二人のシーンがも一つ受けが悪かった理由に思い当たった。流しのギター弾きと夢見る歌手って、設定としちゃ、外し方が不十分だったんだ。けっこうありそう設定だったもの、今思えば。もっともっと、とんでもないキャラに作らなけりゃダメだったんだ。それなりに、ギャグは仕込んでおいたんだが、それだけじゃインパクト不足だったってことかな。役者の持ち味の問題もあったしね。

 実は妄想失調症のシェルターだったってオチは、かなり綱渡りかな?って心配したけど、意外とすんなり受け入れてもらえたようだ。妄想を自在に生きる人々から、夢を追い求めよう、幻想をどこまでも追いかけ続けよう、ってラストのメッセージにはちょっと飛躍がある気がしたけど、役者たちの熱演とお客さんの暖かな心で無理なく融け込ますことができた。

 出演者の持ち芸を存分に発揮させつつ、ナンセンスで笑いを連打し、最後はストッパーがきっちり押さえる。これが今回の芝居の作り方だった。これ、喜劇作法の1典型だったなぁ、考えれば。

 もっと自覚的に書けないとだめだってことかな。ギャグの不発だって同じことだ。狙ったコースにしっかり投げて、しっかり笑いのストライクを取れるようじゃないとね。その点、やりすぎ女優

と、屋台流しは、狙いたがわず!だったなぁ。

 

 

 

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全国シニアに向けプレ公演!生かせ反省!!

2017-05-22 13:53:11 | シニア演劇

 2週間後の全国シニア演劇大会、上演する作品『追いかけぇて!追いかけぇて!』のプレ公演終了!大きな不満や疑問の声も聞こえて来ないし、カーテンコールではあちこちから激励の声さえ飛び交っていたから、まあ、水準は超えられたんじゃないかな。

 オープニングのダンス、手拍子とか出るかな?って思ってんだが、さらっとした反応だったなぁ。お馴染みさんにとっちゃ、またか、って、このパターンも飽きられてきてるのかもしれないな。でも、全国じゃダンスで幕開けって今回で2回目、まだまだ衝撃性はあると思うよ。

 ホリゾントの明かりを使わず、限られた照明だけだったから、どうしても地味に映ったかもしれない。大会じゃ専属のスタッフにお任せとなるとあまり贅沢も言えないし、我慢、我慢と大黒締め切りで通したけど、やっぱりバックを華やかに彩った方がいいのかもしれない。あと2週間、メールのやりとりで必要最小限のホリゾント明かりを点けてもらってみよう。まっ、断られたらそれは仕方ないってことで。

 ダンスの後、男二人、流しとラーメン屋台は想定通り、大いに受けた。客いじりも大成功、客席から掛け声さえ戻って来た。もっとも、役者はアドリブ対応できなかったけど。物語の導入はうちの花形役者が見事に引っ張ってくれたし、最初のエピソード、活舌がめちゃくちゃ悪い女子アナ志願者の早口言葉も大いに笑ってもらった。アイドル登場!はインパクトなかったのかなぁ。すでにオープニングでアイドル衣装披露しちまってるからかもしれない。手直しするとしたら、オープニングを別衣装にするとか?どんな?

 女性たちは一人一人の持ち味を生かして、大いに沸かせていたが、ギター流しの竜司と歌手志望の実は設定やセリフを生かし切れていなかった。ここは演出も含めて一から作り直しだな。

 女優を奪い合うシーンももっと笑いを誘わなくちゃだめだ。演出面でもっともっとギャグを仕込む必要がある。クライマックスの感動種明かし編は、感動した、とか、こみ上げるものがあったとか言ってもらえたから、まずは成功だったのだろう。

 そして、ラストのオチ、声掛けられたステージオファーが、全国シニア演劇大会のアトラクションって内輪オチ、馬鹿々々しくて大受けだった。ここは福岡でも大丈夫だろう。

 などと、見た人、やった当人にしかわからない反省・振り返りを書き連ねてしまった。いかんなぁ、ブログの読み手の身になっていない。許してくれ。どうしても次の全国があると思うと、総括も修正できる内容のチェックになってしまうんだ。しかも、間2週間、てのが味があって、これだけありゃ、いろいろ手直しできるぞ、って色気が出てしまうわけなんだ。

 せっくかここまで上がってきた役者の力量、残りの日々を大切にしながら、さらに大きく飛躍させてやろうじゃないか。全国じゃ、知り合いやお友達の暖かい声援なんてないからね。演劇やってるシニアってけっこう厳しい人多いから、もっともっと質を上げて行かないと、白けムードの逆流を1時間泳ぎ続ける、なんて苦闘を強いられないとも限られない。あと、4回の稽古、やれる限りやり通そう。

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