昨年半年かけて20回、川西町内の小中高すべてを回った菜の花座認知症サポートコントの感想が届いた。どうかなぁ、コントで言いたいこと伝わるかなぁ、逆に認知症の人を嘲るようにとらえられたら困るよなぁ。なんたって、笑いってのは清涼剤でもあれば猛毒でもあるからなぁ。それに、子供たちってのは、残酷だから。
恐る恐る覗いてみたら、
「劇を見て認知症の人には優しく(して)、大きな声をかけないと学んだ。」
「劇を見て怒ってはいけないことがわかった。」
「劇を見て、こんなに大変なんだと思った。」
「認知症の人がいたら声をかけようと思った。」
「おばあちゃんももの忘れが最近あるので優しく接してあげたいと思った。」
菜の花座へのお褒めの言葉も。
「菜の花座のコントがとてもおもしろかった。」
「コントがとても面白く、わかりやすかった。」
さらに、タイトル『リスペクト!爺さん』、難しかったかな、とも思ったが、
「認知症の方のプライドや気持ちをよく考えてあげることが大切なのだとわかりました。」
と、わかってくれた子もあった。
質問、「講座の内容が理解できたか」については、
ほぼ90%以上が理解できた。
質問、「受講後の認知症に対するイメージについて」
80%以上で「変わった」との答えだった。
まず、頑張って取り組んだ価値があったってことだ。よかった、よかった。
今年も、実施の方向で検討中とのこと、新しい台本の準備にもかからないとね。