ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

米作りは種まきから!

2022-04-16 10:41:58 | 米つくり

 雪も融けたし、ハウスのビニールも張った。おっと、種まきまで1週間!迫ってるぜ。一気にやることが押しかけて来た。

 まず、ハウス内にプールを作る。苗を水に浸して苗を育てるプール育苗やってるんでね。まず、平らに均してぇ、高さ補正して、うへぇ、暑いぞ!お日さん、いいんだよ、今はまだ温めてくれなくたって。裾回しのビニール下ろして仕事すりゃいいのに、えぇぃ、面倒だ!行け行け、で汗と土埃まみれ、まったくもう。

 プールの仕切りにする丸太なんかはすでに運び込んであって、これはよしよし準備いいぞ。今年もプールは左右に3っつずつ、たしかこれじゃ苗箱収まり切らなかったから、手前のプールは状況に応じて広げられるようにして、さっ、ビニールを敷き詰めてプールを作るぞ。

 数年間持ち越しの2枚重ねビニールをばっさばっさ広げて、丁寧にプールを仕上げて行く。ここで手抜きすると、溢れたり漏れたりで後々苦労する。まっ、何でもそうだが、事前の準備は念入りに!ってことだ。裾回しのビニール下ろして、なんてますますできない。ビニールが通り過ぎる風に煽られて、ああ、せっかくきちんと敷いたのにぃ!ってなっちまうから。

 プールが完成したら、床土の準備だ。畑から健康そうな?土を掘り上げて一輪車で運ぶ。目標は150キロ!12回往復運動して、なんか、足りなそうな気もするが、まっ、いいだろ、ってまた出た、「まっいいだろ」。ハウス内に広げて乾燥させ、照り付ける太陽光で雑菌を殺す。なぁんて死ぬわきゃないよ土壌微生物は。気休めだな、なんか土も清浄化されました、ってことで。

 ここまで2日仕事。翌日は雨、かつ寒っ!またまたストーブの出番だぜ。

 家でじっとして居たいのはやまやまなれど、そうは行かんぞ怠け者。雨でもできる寒くてもやれる、小屋の中でボカシの篩かけと計量作業だ。去年冬前に積んで5回も切り返して発酵させてきたボカシ、まずまずの出来だ。さらさらの部分もあれば固まって石ころ同然のところもある。これを手で揉みほぐしながら細かく砕く。網目の粗い篩で石ころ大のものを取り除き、

 さらに、目の細かい篩でふるってさらさら状のボカシにしたら、袋に詰めて計量。1袋、6キロ入りを12袋も準備した。ボカシ1袋と土15キロ1袋、それに燻炭袋8分目、微量元素も加えて攪拌する。それが育苗土。ただし、それは種まき当日の作業だ。

 中腰姿勢での手揉み作業、うーん、来たぁぁ、こ、こ、腰、痛っ痛たたたっ!腰が伸ばせん。

 止めだ、止め!本日ここまで。このうえさらに土の篩いと計量なんて出来ないぜ。明日も雨ってことだし、畑の堆肥散布なんて無理、土の準備ならハウス内で行える。さっ、さっさと中断、明日があるさ、で許してやるぜ。

 

 

コメント
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