正直、辛い、昨日から気分はどよん、沈んだまんま。
投票前日、リベラル系メディアの動画見て、カマラ・ハリス勝てんじゃないか?って期待に一安心してたから、なおのこと、トランプ圧勝にゃ打ちのめされた。
この先、パレスチナの虐殺はとことん進むぞ、ネタニヤフは貫徹すべきって言ってんだから。女性の権利もマイノリティの権利も大きく後退するし、移民への強権支配も止まらない。ヘイト撒き散らしが世間の当たり前になって、嘘も堂々まかり通る、議会民主主義の空洞化は一気だろう。司法の中立性なんてもはや風前の灯じゃないか、トランプは攻撃して来た者たちへの復讐を誓ってるんだし。
やり切れんなぁ、社会はじわりとではあっても、新しい価値観を実現していきつつある、それが歴史ってもんだって思ってたんだが、大きく揺り戻されることもあり、迷走や逆走もあるってことだから。
二度の世界大戦を経験したからもう大きな戦争はないだろう、とか、原爆の悲惨さを知った世界は、核兵器の使用はあり得ない、なんて、人間の英知を信頼することできないってことだ。
世界は、また、混沌と破壊と滅亡の危機に突入して行くのか?
にしても、トランプの勝因はなんっだったんだ?
えっ、インフレ?生活の困窮?格差の拡大?
多くの分析がそう語ってる。
そうか、それほどアメリカの人たちは苦しんでいるのか?物価の上昇、家賃の急騰なんかとてつもないって話しも聞こえて来た。中上流に顔を向けているカマラ・ハリスにはNOだったって。
そう言えば、投票前に民主党の左派、バーニー・サンダースが
「労働者階級を見捨てた民主党が、労働者階級から見捨てられるのは、驚くべきことではない。 現状維持に努める民主党指導部に対して、アメリカ国民は怒り、変化を求めている。そして彼らは正しい」 って、労働者に向けた政策を!って強く主張してたったっけ。
景気好調と見えたアメリカも、実は大企業や裕福層の繁栄でしかなかったってことなのか。カマラはもっと、暮らしを、経済を語るべきだったんだろう。ただ、バイデンの副大統領だったから、当然、今さらなんだと激しく突っ込まれたろうけど。
この大統領選挙の結果から学ぶべきことは、人々の思いは、まずは暮らしを何とかしろ、ってことと、上流にいい顔してんじゃない、って、この二点だな。
そして、民主主義とか自由とかって価値も、生活成り立っての話しだってことだ。
日本だって、同じことだぜ、暮らしを取り戻すこと、経済をまともに軌道修正すること、れいわ新選組、早く力付けなくっちゃ。
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