ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

農作業はトレーニングになるか?

2017-05-08 08:17:48 | 農業

 連休が終わった。農作業尽くめの1週間、田んぼの肥料散布に堆肥撒き、仕上げはトラクターでのうない方。その間、イネの育苗に気配りし、畑にも堆肥を撒いて耕して、ジャガイモ、ニンジン、大根、カブ、バクチョイの種を播いたり、動き始めたブルーベリーの手立てもあった。用水路の堀上共同作業なんてのもあったし、薪材をもらいに出かけたこともあった。雨でも降りゃ、これ幸いとずるけることもできるのに、生憎なんて言ったら罰が当たるが晴天続き。お天道さまにも、働け、働けと尻を叩かれる連休だった。休暇中の息抜きと言ったら、月1のウィスキー買い出しに行ったことくらい。まっ、掘り出し物のスコッチにぶち当たった(「ブラックボトル」アイラのブレンデッドウィスキー)からちょっぴり幸せ。

 ジムの方も、平日会員なので、祝日、土日はお休み、作業の後に走るなんて余力はまるでなし。トレーニングともさっぱりご無沙汰だ。いいのか?体動かさなくて。いや、体は十分酷使してるって!働き詰めだもの。戸外でこれだけ動き回れば、トレーニング効果だってあるんじゃないの?本当かぁぁぁ?

 1日の労働で、どれだけの負荷があるんだろ、計るとすれば、歩数計くらいっきゃないよな。ランニングウオッチ付けて作業してみた。1日6時間の農作業で、歩いた歩数は、8000歩から12000歩。ランニングに換算すれば、7キロから10キロってところだ。ほほー、結構歩くもんじゃないか。これならトレーニング効果は十分に果たせていそうじゃないか。お日さんたっぷり浴びて動き回っているんだから、健康維持ってことでは農作業で代用可能ってことかもな。

 たしかに、65歳で走り始めて半年でハーフ、1年でフルマラソン完走までたどり着けたのも、勤務とは別に野良仕事続けてきたからだろうから、農作業、トレーニング効果あり!と判定してもいいような気もする。

 でも、問題は偏った運動だってことだろうな。堆肥撒きなんて、異常に上半身、特に腕と腰を酷使する。もう完全に筋トレそのものだし。草取りとか種まきなんかは、屈んだままの不自然な姿勢を続けにゃならない。これ、どの部分の鍛錬になるんだ?半日それやると、腰が伸ばせずジイサンそのものになっちまう。歩くにしても、トレーニング効果が高い速足じゃないからなぁ。少なくともランニングに役立つ筋力を鍛えるのは無理!だろう。

 ということで、結論としちゃ、家の中でごろごろしてるよりよっぽど健康的だけど、健やかな身体の鍛錬トレーニングとしては一息、二息足りないってところかな。やっぱりランニングの代用にはならない。少なくともフルマラソンを走り続けたいなら、ランニングは欠かせないってことだな。

 って、ことのなので、畑仕事は目白押しだけど、田んぼの方は一段落ついたから、走って来っかなぁ!

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ついにプールだ!手が抜ける | トップ | 背伸び歓迎!高校生 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

農業」カテゴリの最新記事