小池百合子は今年も無視か?
歴代の都知事、あのごりごりウヨの石原でさえ出してた、大震災時の朝鮮人虐殺に対する追悼文、小池は頑なに拒否し続けてる。
理由は、被災者全般への追悼をしているから、って、違うだろ!地震や伴う火災で命を落とした犠牲者とどさくさ紛れに虐殺された被害者とはまるで違うだろ。
これ悪質なすり替えだってことは小池だってわかってるのさ。それでも、断じて追悼文拒否を貫くのは、
虐殺があったかどうか史実が確定していない!?からって言い分なんだぜ。
驚きの歴史改竄だ。
犠牲者の数については、あの混乱の中だから幾つもの説が出されているが、虐殺そのものがなかった、なんて学説は一切ない!
虐殺否定の珍説が出現し広まった経緯については、加藤直樹著『トリック』に詳しい。疑問ある?だったらせめてこの本に当たってからにしろってことよ。
あることをないって言い張るフェイクに付き合ってる暇はない。問題は、都知事って重責にある者が、似非歴史にお墨付きを与えるような行動をしていることなんだ。
政治家に限らず社会的地位のある者の発言は大いに気をつけてもらわにゃいかんのだが、日本の知識層の劣化は甚だしいから、平気で嘘をつき、意図的に偽歴史を撒き散らす輩が、大量に湧いている。
メディアの退廃も進んでるし、ヤバヤバの現実なんだ。
著名人の嘘やフェイク言動にゃ気付いた人がしつこく反論していくしかないと思うんだが、中でも大切なのは、学者たちの異議申し立てなんだと思う。
学者たちにとってだって、ど素人が怪しい資料元に雑な推論上げまくってる現実を野放しにしていたら、自分たちの学問領域が掘り崩されちまうと思うのさ。
困ったもんだ学問的素養のない人たちは!なんてアカデミックに上から目線で傍観してないで、一つ一つ、誤りを指摘して行って欲しいんだよ。
自分の学問領域に閉じこもってないで、事あるごとにしつこく、ケチ付け続ける、その執念深さを発揮してもらいたいのさ。
その点で、今回東大教職員有志が、追悼文送付の要請行動に出たことは大いに力づけられた。その調子だぜ、歴史を書き換えようとする不埒者どもに、正しく鉄槌を下せるのはその道の学者たちしかいないのだからな。
これは政治的な活動なんかじゃない!
学者としてなすべき職務なんだと思うぜ。
小池に面と向かって、あなたの歴史観は誤りだ!正しいと主張するなら公開討論しよう!くらいの強い態度で臨んで欲しいもんだぜ。
ほら、1市民だって、勇気を奮って小池に追悼文送付を迫ってるんだからさ。
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