ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

全国決めた!その①

2010-10-10 21:40:58 | 地域文化

 全国大会出場決定!!

 と、言っても演劇の話しじゃない。「ごはんDE笑顔プロジェクト選手権」の話しだ。まっ、プレゼンはコントで勝負したから、演劇に関係ないってわけじゃない。

 昨年、紅大豆ワッフルで全国大会に出場し、三位になった「紅大豆本舗」今年もこつこつ活動を続けていたのですよ。そう、「2代目紅大豆本舗」。今日がその北海道・東北地区大会だったってこと。

 大会は北海道から2チーム、東北からは青森、秋田、宮城、福島から各1チーム。それに山形から置農の7チームで争われた。それぞれの地域の特産品を栽培して農とつながり、それを加工や調理して食とつながり、その成果を地域に広めて地域に笑顔を生み出すことを競うっていう内容だ。

 置農「紅大豆本舗」は昨年同様作物は紅大豆。でも、栽培は地元の小学生と一緒に行い、加工品の開発は、地元の就労支援事業所「たんぽぽ」、つまり障害者の皆さんの授産施設との協同開発に取り組んだ。

 昨年開発して今年も継続して製造販売を続けているワッフル、ソイばぁの新製品開発力を見込んで、事業所の担当者の方から、共同開発のお話しがあったのだ。これまで小物アクセサリーの製作や企業の下請け軽作業だけでやってきた「たんぽぽ」が、新たに食品部門に進出したいということで、その新商品開発を頼まれたわけだ。

 「たんぽぽ」からは3人がプロジェクトメンバーとなり、月に1~2回ペースで紅大豆加工新商品開発を目指して研究活動を重ねてきた。タルトだとか、クリームサンドだとか、鯛焼きだとか、様々試作はしてみたものの、どれも製品条件を満たすことが出来ずボツ!味もよく、インパクトもあり、保存性もあって、作業も簡便、これだけの条件なんだから、これは相当高いハードルだった。

 結局、8月の末、期限ぎりぎりになって、ダリア型のマドレーヌを作り上げてどうやら新製品として目途がたった。基本のマドレーヌ生地に紅大豆のおからと甘納豆を加え、米粉も加味してイタリア製ダリア型で焼き上げた。

 おからと米粉が入ったせいか、マドレーヌ特有のバター臭さが緩和され、しっとりと上品な味わいに仕上げることができた。形のダリアは言うまでもなく川西の花”ダリア”にちなんでいる。グループの一人の生徒など、「うちのおばぁちゃん、ワッフルよりおいしいって、言ってました。」っておいおい、それ言い方うまくないだろ!?って正直に言ってしまうほど、よい味わいになった。

 その製品開発プロジェクトをひっさけて臨んだ北海道・東北地区大会、終わってみけば、順当?に2年連続の最優秀、全国大会出場となった。全国大会は11月21日(日)東京でテレビ番組収録を兼ねて行われる。

 まずは良かった。取り組んできた5人の生徒たちのためにも。一緒に苦労してきた「たんぽぽ」の皆さんのためにも、全面的にバックアップしてくれた山形県農協中央会のためにも。

 もちろん、その経過は、はてはて、並大抵のものじゃなかった。特にこの一週間、とりわけ、昨日と今日は!でも、ブログ一回分の容量は超えてしまった。つづきは後日。乞う!ご期待!!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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全国出場おめでとうございます(笑) (キヨミ)
2010-10-11 08:32:45
全国出場おめでとうございます(笑)
全国大会前はまた忙しくなりますねー[E:sweat01]
今度学校にいったときマドレーヌ買うので学校においててくださいね(笑)
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そうなんです。 (taowatarukaze)
2010-10-11 17:47:49
そうなんです。
全国大会の日程が公演とかぶってしまって、
もしかすると強力メンバーチアキは
全国出られないかもしれないです。
なんたって、チアキのワンダマンは子どもたちに大人気ですからね。

今年は演劇部も順調に県大会に進んでいるし、
公演は次々あるし、
かなりのハードスケジュールです。
でも、次があるってことは、
何はともあれ幸せなことなので、
忙しさを楽しみたいと思います。

置農祭でマドレーヌを売るかどうかわかりません。
と、言うのは、置農恒例パン販売のメンバーが
紅大豆本舗の5人しかいないからです。
これまた大忙しです。

演劇部は演歌ショーです。
今回は踊りだけと考えています。
来て、激励してあげてください。
待っています。
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