ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

クリスマス終わったけど、シュトーレン!

2019-12-26 09:24:02 | クッキング

 シュトーレン、焼いた、クリスマス過ぎたから。って、おい、ずれてるよ、世間様と。

 いいの、いいの。世間並みって大嫌いだから。クリスマスだからってケーキ!なんてこともほぼ無縁で過ごしてきた。なのに、今年は、情にほだされて、つまり、劇団員がケーキ屋店員だからって、ケーキ買いに行ったら、ほれ案の定、縁石乗り上げタイヤパンク、天罰もろに食らった。

 だったら、シュトーレンだって、・・・いや、そこが徹しきれない己の弱さ、お歳暮、なんてものもらって、そのお返しも上げないわけにゃいかんのさ。

 まさか、デパートとかで買って、なんてするわけない。手作り&農産物組み合わせセットが我が家の定番だぜ。

 で、シュトーレンだ。

 去年は大失敗!生地が柔らか好きて、形がべろりでろでろになっちまったから、ここは注意のしどころだ。何故失敗するか、って言うと、生地がある程度まとまった後で、大量のバター、マーガリン入るからなんだ。粉の50%!混ぜ込むだけだって大変な量だ。生地も一気に柔らかくなる。そこんとこ考えておかんとね。

 我が家のシュトーレンはごはん入りだから、水分の加減が難しいんだ。しかも年に一度。レシピはその都度変わって行く。今年は砂糖の量を粉の30%から40%に増量したし、小麦粉の強力、薄力の割合も大幅に変更!って、嘘つくんじゃねぇ!ただ間違えただけじゃねぇか。本当は強力:薄力、2:1にするつもりだったのに、袋の表示確かめもせず作業進めたから、その正反対の配合になっちまった。捏ねても、捏ねてもグルテンつながってこないはずだぜ。お、おい、これで膨らむのかよ?

 じっくり発酵させたいって思ってイーストの量も減らしたしな。窯のびが期待できないなら、たっぷり膨らませてから焼くか。なんと、待つこと、5時間!

 おおーっ!膨らんだじゅないか!上々の仕上がりだぜ。

 冷めないうちに、溶きバター縫って、粗熱とれたら、粉糖かけて出来上がり。どうだい、それっぽいだろう!

 さらにそのまま放置して中の水分を適当に飛ばしてから包装する。捏ね始めが3時、すべて終了が11時30分!ほぼ、一日かかりの仕事になっちまった。

 翌日、味をお試し。薄力、強力の取り違え、口当たり、どうだ?砂糖の増量、成功か?たったぷり入れたレーズン、ドライブルーベリー(自家製)、クルミほかの木の実類、効いてるか?

 美味い!表面が固かったのでどうかと思ったが、中は適度のしっとり感、クッキーとケーキの間、不思議な歯ごたえで悪くない。甘みも絶妙だ。うん、これならお歳暮に送れる。ただ、ドライフルーツや木の実はもっと多くてもいいかな。それと、シナモンとナツメグの香りも強くていい。ただし、それは俺の好み。この程度、控えめが一般的かもしれんな。

 と、いうこどて、お歳暮、手作りの一品は上出来!さて、もう一つ、味噌餅の方は、どうかなぁぁぁぁぁ?

 

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