田んぼも畑も一面、雪の原!積雪はまだ50センチはある。だけど、農作業の準備始めにゃならんぜ。今、播かなきゃならない野菜あるからな。
実とり豌豆とソラマメ、3月初めにゃ播いておかないと、実がなるころには寿命も尽きてしまう。秋播いて雪に埋もれて越冬、なんてここらの豪雪じゃ無理だから、春も早いうちから育てて、雪解けの畑に移植、それしかない。
でも、まだまだ冬さ中!の気分だろ、忘れちまうんだよなぁ、種の手配。
種屋さん、って言っても、最近じゃDIYのお店になりつつあるんだが、エンドウの種は多種類並べてあるにはあるが、実とりの豌豆はまず置いてない。作ろうって人がいない、ってことと、作るにしても、雪の中で種まきってハードル高すぎ!なんだろうぜ。それと加工トマト、これもまぁ、ないわなぁ。
ここ数年、ネットの種苗店、てのが種類も多く、珍種もそろっていて面白いってこと、知っちまった。価格はやや高めなのと、送料かかるのは辛いところだが、店頭買いができない種については、とても重宝している。よしっ、ちょっとうっかりで遅くなったが、注文しよう。
実とり豌豆とソラマメと、これはすぐに播くもの。プリンスメロン、去年、種屋でさっさと売り切れ、その後どうしても手に入らなかった、これも買っておこう。あとは、トマトだ。「なつのしゅん」って加工トマト良かったからなぁ。実は中玉くらいに大きいし、色も濃い。収量も多いし、収穫遅れても腐りにくいっのが何よりだ。わずか10本の苗で100キロは間違いなし、ケチャップもジュースもふんだんに出来た。
生食用トマト、去年は「ポンテローザ」っていう古くからある品種を選んだが、これは、実成りも味ももう一息、やっぱりF1にゃかなわないか、で、「桃太郎T93」これは大手タキイ種。それだけじゃ種苗資本に振り回されてる感じで嫌なので、地方の種屋の「世界一」。それと自然農法研究センター、これたしか宗教団体がやってるやつ、の「妙紅」ってのも、どれどれ?
なっ、バラエティに富んだ品種選びができるだろ。これがネット種屋のいい所だ。DIY店も新知識仕入れて、珍しい種を置くようになっちゃいるが、やっぱり、ネット種屋の専門性には敵わない。トマトだけでも、ミニトマト除き25品種もあるんだ。紫色とか黒とか、牛の心臓、なんてものまである。楽しいじゃないか。家庭菜園ならこれですよ、なんて差し出がましいDIY店にお任せしてないで、ネットの世界も覗いてみちゃどうだい。
とは言っても、それほど違いもなくこだわりもしない野菜は、近くで購入。カボチャとかキャベツ、レタス、ブロッコリー、芋類なんかはね。何度でも足運べるから、種まき時期に慌てて買って来て十分間に合う。これも大切だ。それと、苗ね。我が家で仕立てない、数本単位の野菜、ナス、ピーマン、シシトウとかキュウリ、ミニトマトとか、は地域で手に入るものにお任せだ。
こうやって、ネットも地場も上手に使う、これが今時の買い物戦略だと思うぜ。
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