9日白山市埋蔵文化財調査委員会において、これまで石川郡庁跡の可能性が大とみられていた横江荘遺跡について、市教委から「仏具の一種とみられる火舎(かしゃ)の破片3点が出土し、周辺でも仏具が見つかっていることから寺院跡の可能性もある」との報告があった。
遺構全体の規模は一般的な郡庁跡と同じ54m四方と推定されていたが、その後の調査で南北方向の一辺は50mだったことが判明。
また、中心部に幅約6m、長さ約16m以上とみられる掘っ立て柱建物跡が新たに確認され、遺構が郡庁跡だった場合は正殿、寺院跡であった場合は本殿など宗教施設の可能性があるとする。
このほか、南側に正門、北側に裏門とみられる跡が見つかっており、郡庁、寺院いずれのケースも考えられるという。
今後、遺構を「回廊に区画された大型施設」と呼ぶことでになった。
[参考:北國新聞、前出]
遺構全体の規模は一般的な郡庁跡と同じ54m四方と推定されていたが、その後の調査で南北方向の一辺は50mだったことが判明。
また、中心部に幅約6m、長さ約16m以上とみられる掘っ立て柱建物跡が新たに確認され、遺構が郡庁跡だった場合は正殿、寺院跡であった場合は本殿など宗教施設の可能性があるとする。
このほか、南側に正門、北側に裏門とみられる跡が見つかっており、郡庁、寺院いずれのケースも考えられるという。
今後、遺構を「回廊に区画された大型施設」と呼ぶことでになった。
[参考:北國新聞、前出]