沖縄言葉、随分身近になりました。NHKのちゅらさんの貢献は大きいものですね。もともと「ちゅら」は「清ら」の意味でしたか。ちゅらさんは美人、Ms Churaという意味ではないそうです。
=美人はチュラカーギー(漢字だと清影)というそうです。
美ら海水族館が有名になりつつあり、その知名度は上昇する一方でしょう。インターネットでも美ら島(ちゅらしま)市場などのサイトもあります。
もう一つはモノレールの愛称(ゆいレール)の一部にもなっているゆいまーるですか。これは確か助け合いの意味だったと思います。「ゆい(YUI)」は女の子ならば名前につけてもかわいい名前かもしれません。1文字なら「唯」「結」などを当てますか。ひらがなで「ゆい」もいいかな。
…話が逸れてきました。
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popularityがあがるにつれて(日本語、日本語人の中に認知されるにつれて)、意味はどうなるでしょうか。
沖縄が本土復帰し、海洋博が開かれました。その時もっともよく使われたのは、「めんそーれ(ー)」だったと記憶しています。この言葉も認知度はかなり高くなりました。確か本当の意味は、「いらっしゃいませ(?)」だったと思いますが、もはや日本語の中では意味はあまり顧みられてはいないようです。普通の挨拶の言葉(音)になりました。
日本語と沖縄語。二つは異言語ではないとされます。しかし、かなり音声面、語彙で差のある言語です。同じと考えるか別と考えるかは、言語学のみでは解決できない問題です。政治が絡みますから。
特定の語彙が一度日本語の文字で表記され、話され始める。この場合、100%同じ意味、用法で使われることはあり得ません。そして徐々に利用度が上昇し、定着するころには、意味はオリジナルとは違ったものとして定着することになるでしょう。言葉の豊かさを増す、新しい表現になります。
100年、200年、300年どう変わるか、できっこないけど自分の耳で聞いてみたいなあ。