全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

通信添削問題3

2005-06-02 20:08:40 | 教師の研修 2005

 やっと書けました。(^_^)v
 今回のレポートは字数制限が800語。
 「わが国の情報教育の成立,変化,発展について」です。

*****

情報処理教育から情報教育へ
 我が国の情報化社会の到来は1960年代からである。
 当時の情報化とは専門家が効率的に情報処理をすることをめざすものであった。社会の情報化の出現に対応し、高等学校専門学科を対象に情報処理能力の育成をめざし、情報処理教育が始まった。現在の情報教育に先行するものである。
 1970年代以降のパーソナルコンピュータ(以下PC)の出現と社会への普及、コンピュータ通信やいわゆるOA革命など情報化社会の進展に伴い、諸外国はPCを学校教育に導入し、教育の情報化を政策的に図った。わが国も1985年前後から学校にPCを導入し情報活用能力の育成をめざす情報教育に取り組み始めた。同年、文部省初等中等教育局の検討会議の報告書により、情報活用能力の策定がなされ情報教育という名称が提案された。この年をもって情報教育の始まりと考える。

情報教育の変化と発展
 情報教育はメディア利用の教育から始まり、コンピュータが扱う情報が重要視され、情報を活用する力の育成に重点が移行した。
 コンピュータ教育とは通常の授業にPC等を活用する授業形態を言う。この場合PCは道具である。情報教育は他の教科とは異なり、後世に伝えるべき学問的内容は未確定である。真理伝達の学問とは異なり、問題解決を通して情報活用能力を習得することが目的である。
 情報教育は小学校においては総合的な学習で、自ら必要な情報を集め学習する技能として、中学校では技術科において、高等学校普通科においては、教科「情報」を中心におこなわれる。
 教科「情報」は、問題解決を中心においた科目である。問題解決めざし、知識を集め、検討、解答を求めることを目的とし、そのための学習内容が体系化されている。この科目は現行教育課程で導入され、その評価、問題点は明確にはなっていない。また、他教科との連携もまだまだ検討の余地があると思う。(786字)

*****

 やはり最初は1200字以上になってしまい、推敲してようやく800字を切りました。
 レポート、提出したときは、いつでもこれ以上はできないと思います。でも、しばらくして読み直すと、不満を感じます。よく言えば進歩への欲求。悪く言えば詰めが甘いのですね。
 また、がんばりたいと思います。

*****

 偶然なんだけど、今日は横浜開港記念日。陰暦の6月2日に横浜海港。
 ブログの記事... 1日ずらせばよかったかな。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする