TAMPA BAY DEVIL RAYSの野茂英雄投手が日米通算200勝(日本は一軍、アメリカはMLBのみの記録)です。
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随分前に彼が近鉄に入団し、TV中継で、そのユニフォームの背中を見たときのことを思い出した。
こんな感じでした。
N O M O
11
「???」
何か間抜けな感じを受けたことを鮮明に覚えています。いかにも日本語の「のも」をバランスよく等間隔にアルファベットで書き分けたようでした。
彼の名前を日本語で説明する場合、日本語的感覚で行けば、野茂英雄は、野原の「野」、繁茂の「茂」、英語の「英」、雄雌の「雄」という説明ができるわけです。それと同じような感覚で、等間隔でアルファベットを使ったように見えました。
後年アメリカに渡った野茂投手。英語人であるアメリカ人にとって、彼はHideo Nomo以外はあり得ません。Hideoがひとかたまり、Nomoがひとかたまり。アメリカで彼が袖を通した各チームのユニフォームの背中は、いつでもこんな感じでした。
NOMO
11
同じ人間でも、日本語人と英語人が表記するとこんなに違う。普段使う言葉の影響って大きいものです。
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ニュースを見聞きしてこんなことを思い出しました。でも、今朝はこれで終わりにします。
おめでとう野茂投手。
Congratulations! Mr. Hideo Nomo.