筑波大学の研究グループが変な微生物を発見した。
新聞によればその生物は、同じ生物なのに、半数は藻を食べて動物のように暮らし、残り半数は植物のように光合成で生きるとのこと。
…生物学には詳しくないが、とにかく変なやつであることは僕にもわかる。
この微生物は長径約30マイクロメートル(どれくらいちっちゃいかわからない)で、単細胞のべん毛虫の一種。和歌山県の砂浜で偶然見つかった。
…普段から何かいないかなあって思っていなければ新発見はないんだな。
この微生物は体内に藻を持つ。緑色。細胞分裂して二つに分かれると、一方は藻を受け継ぎ緑色になるが、もう一方は受け継がず無色の細胞になる。
藻を受け継がない片割れには、口のような器官が発達して藻を与えると食べる。微生物の半数は親から受け継いだ藻で光合成しエネルギーを生み出す「植物型」、半数は捕食した藻をエネルギー源として生きていく「動物型」になる。
動物型の方は藻を体内に取り込んで、親と同じ姿になり、また分裂して。。。と繰り返していくようだ。
…なんじゃこれは? わけがわかりませんね。でも、おもしろそう。(笑)
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この生物の名前を、研究グループは「謎の」という意味で「ハテナ」と呼んでいる。
まじめな研究者の中にも、しゃれのきく人がいるらしい。hatenaなんてすばらしいと思う。アメリカのニュースサイトでは、mysterious、enigmaとか説明されている。
できたら学名になったときもhatenaでお願いしたいものだ。