公開2日目、さいたま新都心の「MOVIXさいたま」で見た。
☆☆☆☆★(☆4つあげていい。)
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映画を見るもののルールとして、ネタバレはしないことにする。思い違いをしていたことを書く。
〇芳山和子は1972年の4月、中学3年生の設定。
原田知世版では高1~高2の設定だったけど、原作に忠実になっている。
〇あかりが、間違えてタイムリープした時(1974年2月)、母の和子は高校1年生。
和子を捜しているあかりが、和子の出身中学校を訪ねる。部活動の後輩が和子の写真を見て、「去年卒業した芳山先輩」と言っていた。「去年」は、1973年3月。和子は高校1年生の3学期である。
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懐かしい風景満載の映画だった。ストーリーは、むずかゆくなるようなもどかしさがあった。途中から結末が、何となく予測できた。だけど、泣けた。参った。
仲里依紗さんの、いかにも現代の高校生的な芳山あかりはいい。これは予想通りだった。でも、それよりも、芳山和子役の石橋杏奈さんが予想外によかった。雰囲気が昔の菊川怜さんのような感じ。芳山和子だと思えた。
テーマソングとして使われているのは、いきものがかりの「ノスタルジア」である。この曲が、この映画のために作られたのではないということが、ちょっと信じがたい。誰かが、インディーズ時代の彼らに”会いに”行き、発注したと思えるほど、ストーリーに、ドンピシャである。
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2010.02.23、「時をかける少女 サントラ発売日」
映画オフィシャルサイト
http://tokikake.jp/indexp.html