年度 | 校長氏名 印 | 担任氏名 印 |
平成〇〇年度 | 〇〇 〇〇 印 | 全英連参加者 印 |
平成〇〇年度 | ||
平成〇〇年度 |
「全英連参加者先生。
「ハイ。
「来年度から、校長氏名と担任氏名・印鑑は、こんな場所には押さないようにね。
「???
「先生、初担任だから、きちんと僕が言わなかったのが悪い。校長も全英連参加者先生も、何かあって年度途中に、その職を離れるかもしれない。後任が氏名を記入できるように、上に寄せて記入するものなんだよ。
「(なるほど)。。。
そんなことを、教務主任に教えてもらった記憶がある。
初任校はいわゆる大変な学校で、年度途中で担任の先生が倒れたりしたことがあった。僕は、初めての担任の時、きちんと見栄えよくハンコも押そうと思って、真ん中に押した。でも、生徒指導要録という記録簿(公簿)は、そういうものではないということを、恥ずかしながら、言われるまで気がつかなかったのだ。校長先生や自分が、年度途中でその職(担任)を解かれるなんて、元気いっぱい(元気だけが取り柄)の僕は思いもしなかった。
実際、僕自身、翌年度担任を交代するほどではないが、まるまる1週間病休をとる羽目になった。別の時は胃潰瘍で3カ月以上通院したこともある。だから現在は必ずこんなふうに記入している。
年度 | 校長氏名 印 | 担任氏名 印 |
平成〇〇年度 | 〇〇 〇〇 印 | 全英連参加者 印 |
平成〇〇年度 | ||
平成〇〇年度 |
これならば、僕にもしもがあっても、後任に迷惑をかけずに済む。もちろんそんなことにならないようには心がけているが、もしもの備えも大事だと思う。
指導要録を書きながら、こんなことを思い出した。