と、いっても堅苦しいものではない。
例年3学期になると、翌年度設置認可申請がでそうな大学の調査をする。今年ならば、こんな感じだ。
【大学 2013年 構想中】-[検索]
認可申請前、申請中は大学新設・学部新設は、あくまで構想中なので、このワードになる。
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数日前、このワードで検索したら、ものすごいものを見つけた。引用させてもらう。
本学は、2013年4月にポピュラーカルチャー学部を開設します。
ポピュラーカルチャー学部は「音楽コース」と「ファッションコース」の2コースで編成。音楽やファッションで、時代の先端を切り拓き、新しい文化をつくるクリエイターの育成を目指します。
マンガ、アニメ、音楽、ファッションなど「ポピュラーカルチャー」として括られる領域の中でも、とりわけ音楽とファッションは、若い世代にとって自分の世界観やアイデンティティの形成に深くつながる領域です。にもかかわらず、これらの領域はこれまで高等教育機関で取り扱われることがありませんでした。本学はこの社会的、文化的に大きな意義をもつ2領域を教育研究分野として確立することに、日本の大学として初めて取り組みます。
これはすごい。嫌味でも、皮肉でも、おちょくりでもなくすごいと思う。この学部名には、正直「まいった」と思った。 専攻でも学科でもない。学部なのである。
大学が自らはっきり、『... 社会的、文化的に大きな意義を持つ2療育を教育研究分野として確立することに、日本の大学として初めて取り組みます。』と書いている。『ポピュラーカルチャー』は、たぶん大学の学問としては未確立である。それに挑戦する。名前だけでなく、めざすこともなかなか興味深い。
どこの大学かというと、京都精華大学である。学部特設サイトも見てみた。こんなキャッチコピーが出ていた。
放て、世界に。
きみの音楽、きみのファッション。
う~ん... どうなるか楽しみ。どんな人が教学スタッフに入るのだろう。