この秋の公開日も決まった、009 Re:Cyborg。この前サイトを見たところ、001から009までのキャラクター設定が公開されていた。
原作の設定を変えるというよりも、拡張・補強した感じである。
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001 イワン・ウイスキー(ロシア・超能力)
0歳児にして、通常の成人を凌駕する知能を持つサイボーグ。テレパシーやサイコキネシス、瞬間移動などの超能力を有する。
002 ジェット・リンク(アメリカ・超音速飛行)
全身に装備された飛行ユニットにより、空中をマッハ5で、自在に滑空する能力がある。現在はアメリカ国家安全保障局NSAに勤務。高度3000メートル上空を超音速で飛行する姿が目撃されている。
003 フランソワーズ・アルヌール(フランス・索敵)
聴覚と視覚を強化された、女性サイボーグ。
世界中のネットワークにアクセスし、情報を収集する能力に長けている。
004 アルベルト・ハインリヒ(ドイツ・全身兵器)
全身に兵器を装備したサイボーグ。
現在は、ドイツ特殊部隊GSG-9で訓練教官の任務に就き,現役を退いている。
005 ジェロニモ・ジュニア(アメリカ・剛力)
強固な皮膚と100万馬力の怪力を持つサイボーグ。
最近まで、アメリカで自然保護活動に従事していた事が確認されている。
006 張々湖(中国・火炎放射)
口から高温の火炎や熱線を吐く事が出来るサイボーグ。
現在は、中華大餐館「張々湖」をフランチャイズ店として全世界に展開し、巨万の富を築く事に成功した。
007 グレート・ブリテン(イギリス・変身)
細胞組織を変化させることで、人間以外の無機物にも変身できるサイボーグ。現在は、イギリス諜報機関MI6のエージェントとしてスパイ活動に従事している。
008 ピュンマ(アフリカ・深海活動)
水中での活動能力が強化されており、1万メートル以上の深海でも活動ができる。考古学者として、アフリカの大地溝帯で、人類最古の化石を発掘調査中。
009 島村ジョー(日本・加速装置)
ゼロゼロナンバーサイボーグ開発で培われた技術を 1体に集約させた万能型のサイボーグ戦士。ゼロゼロナンバーサイボーグのリーダー的存在で、特殊能力である“加速装置”によって、音速で行動する事が出来る。
現在は、東京・六本木において、高校生としての日常生活をおくっている。その行動理由は、不明--。
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001、003、005、009は現況不明である。
002、004、007は出身国で安全保障担当政府機関にいるようだ。
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不死身の存在であるサイボーグたち。原作で004は仲間を守るため、体内に埋め込まれた原爆を爆発させ死亡している。ただ、004以外に、原作では倒され、殺されたゼロゼロナンバーサイボーグたちは、いなかったように思う。
原作は東西冷戦下のものがたり。彼らのほとんどは、それぞれの社会からはじき出されたり、孤立したり、さらわれてきた人たちである。
彼らは年をとることがない。年をとることができない存在である。
オリジナルから50年近く。新しい発想でどんなゼロゼロナインになるのか。ホントに楽しみだ。
それと、なんとなく、9人で納得していたのだが、よく考えたらギルモア博士がいないのだ。どうするのだろう。