24日、BBCウエブサイトにこんな見出しの記事が出ていた。
Nick Clegg: 'Not rational' to support Greek exit
Greece exiting the euro is something "no rational person" should advocate...(以下省略)
ニック・クレイグ 理性的な人はギリシャのユーロからの離脱なんて支持しない。
ギリシャがユーロ圏から離脱することは、まともでない人が主張することだ。
ニック・クレイグさんはイギリスの副総理である。
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やはり、ある語をそろそろきちんと調べなくてはと考えた。24日夜、ニュース検索をかけた。検索語は、『GREXIT』である。ギリシャのeuroからの離脱(もしくは追放)を表す語である。
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THE WALL STREET JOURNAL BLOG、5月21日記事。
The Euro Crisis May 21, 2012, 8:34 AM
‘Grexit’, ‘Geuro’ and ‘Neuro’ ? What’s in a Name?
(Jessica Mead記者の記事)
The euro crisis is bad enough, but its rapidly growing lexicon is ugly too. Banks (and a few journalists too, it must be admitted) have taken in recent months to creating some gruesome word-mashes to describe the events in Greece and the rest of the region.
Grexit以外にもいろいろあるようだ。Grexitは、今年の2月に登場。
ギリシャがeuroから完全に離脱しない場合、ギリシャ用のeuroとして使われる通貨として構想されているもの。
・Geuro
今から2年前、ユーロ圏を強い通貨圏とそうでないところで分割し、前者で使われるユーロとして、新たな通貨単位を提案したもの。
・neuro (Neuro)
通貨危機、もしくは破綻状況を表す語。
・Eurogeddon(ユーロ+ハルマゲドン)
・Acropolypse(アクロポリス+アポカリプス:黙示録)
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なんだか。。。
なお、イギリスはEU圏だが、euro通貨圏ではない。