開幕前に取りあげた、ペイトン・マニング選手とティム・ティーボウ選手*について、Week 5が終わったところで、成績をチェックしてみた。データ元はNFLの公式サイト(英語)、NFL JAPANサイトである。
なお、マニング選手の弟、イーライ・マニング選手の成績も見てみた。
ペイトン・マニング(デンバー・ブロンコス)選手は、2012シーズンが15年目の大ベテランである。
・試合数5(すべて先発)
・パス197回中130回成功(成功率66.0%)
・パス獲得ヤード合計1507、1回平均獲得ヤード7.6
・1試合あたり獲得ヤード301.4
・TDパス11
・インターセプト3
・サックされた回数10
・レーティング101.2(AFC2位、リーグ全体では4位)
・チームは2勝3敗
イーライ・マニング(ニューヨーク・ジャイアンツ)選手は、9年目のシーズンを迎えている。
・試合数5(すべて先発)
・パス197回中128回成功(成功率65.0%)
・パス獲得ヤード1579、1回平均獲得ヤード8.0
・1試合当たり獲得ヤード315.8
・TDパス10
・パスインターセプト5
・サックされた回数4
・レーティング96.0(NFC5位、リーグ全体では9位)
・チームは3勝2敗
QBだけががんばっても、ゲームには勝てない。でも、2人ともすごい選手である。
***** *****
ペイトン・マニングにスタートQBの座を奪われ、ニューヨーク・ジェッツに移籍したティム・ティーボウ選手。ジェッツではどうなっているのか、チームサイトで成績をチェックした。
・試合数5(先発2)
・パス2回中1回成功(成功率50.0%)
・パス獲得ヤード9、1回平均獲得ヤード4.5
・1試合当たり獲得ヤード315.8
・TDパス0
・パスインターセプト0
・サックされた回数1
・レーティング62.5
彼はスターターではない。バックアップQBである。そうであっても、これはQBの成績ではない。
シーズン開幕戦、第2戦は、ラッシングで6回、33ヤード獲得している。走るQBといえば聞こえはいいが、パス攻撃をさせてもらえないQBである。
このままでは、ティーボウ選手は2013シーズン、ユニフォームを着続けることが厳しくなるかもしれない。
+++++ +++++
*2012.03.23、「ティーボウ選手トレードについて。」
他にも何回か書いている。