「ONE'S OWN HOUSE」
僕の家の近所にこんな看板を掲げているお店があります。
工務店です。
たぶん「我が家」ということを言いたいんだろうなあと思います。
-=-=-=-=--
辞書をひいて付けた名前だということはわかるんだけど、変な感じ。
工務店だったら、.... Homesとか名乗るんじゃないのかな。どうせ英単語を使うのなら、Your Home(House)とかね。
下手にアルファベットをつかうと英語の先生につっこまれますよ。
「ONE'S OWN HOUSE」
僕の家の近所にこんな看板を掲げているお店があります。
工務店です。
たぶん「我が家」ということを言いたいんだろうなあと思います。
-=-=-=-=--
辞書をひいて付けた名前だということはわかるんだけど、変な感じ。
工務店だったら、.... Homesとか名乗るんじゃないのかな。どうせ英単語を使うのなら、Your Home(House)とかね。
下手にアルファベットをつかうと英語の先生につっこまれますよ。
彼女はどんな形容をされているのか、あちらこちらのウェブサイト(ニュース)を読んでみた。
APの記事が各紙に取り上げられている。この記事(Miyazato rules Q-school to get her card, APのDOUG FERGUSON記者によるものを)読んでみた。
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体のサイズを用いたもの。
the pint-sized star
...小さなスター
年齢を紹介したもの。
the 20-year-old Miyazato
20歳の宮里。あまり知られていないから、年齢情報を載せる。普通なら、女性だからあまり年齢は書かないと思う。
日本での活躍を取り上げたもの。
Miyazato already is the biggest star in Japan
宮里は日本ではすでに最大のスター選手である。
容姿。態度を取り上げたもの。
...even more compelling is her personality, with a megawatt smile attached to her 5-foot-2 frame and expressive eyes when she removes her sunglasses.
(前段に続けて)さらに無視できないのは彼女の個性。5フィート2インチの体、サングラスをはずしたときの、表情豊かな瞳、メガワットの笑顔。
分類しにくいな。。。
the Japanese dynamo
日本人の発電機
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別の記事では、日本の女タイガーウッズとか、phenom(驚異的な人物)というのもあった。
来年の活躍が楽しみだけど、日本のLPGAトーナメントは閑古鳥かもしれないね。
後藤田さんが亡くなり、ブログで取り上げて二ヶ月ちょっと。直前まで出演していたTBS時事放談での発言録が出版された。
この番組を僕は日曜日ほぼ毎回見ている。後藤田さんのは本当に頭のいい人で、切れ者だなあとある種のあこがれを持っていた。今のような時代にこんな人が本当に必要なのに、もういない。その人の(最後の)ことばがまとめられたものが本になった。早速購入して読んでみた。
その中に、官民の関係を取り上げたものがあった。(p.96-p.100)
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官から民へという考え方について。
…官の限界点はどこか。利潤を美徳とする民の限界点はどこか。両者の分界線をちゃんと引かないままで、何でもかんでも「官から民へ」は乱暴である。
イラクにおける民間戦争会社のことを取り上げ、
…「戦(いくさ、この人らしいいい方だ)」は官の仕事のはず。それを民がするのべらぼうな話しである。
…分界線の明示できないのでは政治ではない。
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この発言は郵政民営化にかかわるところででたものだが、本当にそのとおりだと思う。
本当に惜しい人が亡くなった。
…合掌…
文部科学省ウェブサイトに『自宅が学長室はダメ。』で取り上げた、設置認可不可になった大学院等の情報がアップロードされた。
以下の順で進んでいくと読むことができる。
①文部科学省ホームページ
②文部科学省 審議会情報
③大学設置・学校法人審議会
④<答申> -大学等設置関係-
⑤平成18年度開設予定大学棟一覧
⑥2005年11月 平成18年度開設予定大学院大学一覧
このページの一番下に。。。
平成18年度開設予定大学院大学一覧(判定を「不可」とするもの)が掲出されている。不可の理由が掲載されている。
WAO大学院大学を「不可」とする理由
旭インターネット大学院大学を「不可」とする理由
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まず、認可された学校の資料、特に留意事項を読んでみた。認可された学校設置会社立の専門職大学院にも、それこそ山のように留意事項がついている。特に、『学校部門を明確に区分経理すること。』の留意事項が気になるところ。
ダイエーが整理回収機構に送りになった時、ダイエー創業者故中内氏が設立した流通科学大学は別に何ともなかった。
学校法人は一般的な会社とは異なるいい見本である。学校設置会社立の学校にはそうでない何らかの不安があり、学校の永続性について、審議会として一言いわなきゃならないと思っていることがわかる。
学校法人立の大学にもそれぞれ留意事項がついている。
いずれにしても、留意事項付き認可というのは、お情け合格である。いったとおりにできなきゃ半人前、ホントは×なんだということを認識しなさいというメッセージである。
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不可となった学校の理由書がウェブサイトで開示された。以前の役所だったら考えられないことだろう。池に落ちた犬に石を投げつけるようで、情け容赦ないなあと思った。一応読んでみた。
唖然・呆然である。
書かれていることが話半分だとしても、申請書が”相当な”ものだったことが予想できる。これは行政をなめている。やはり、「申請すれば、特区で専門職大学院なら通るんじゃん。」と、考えていたのではと、僕には読めてしまった。
お役所風の日本語で言えば、『申請書類等を精査し、面接調査、現地調査を経て、当該申請者の申請内容の具現化を担保できるか勘案したが、審議会として疑念を払拭できない。問題点の存在を排除し得ない状況である。』という感じである。
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しかし、審議会も文科省も怒ってるぞ。。。
学校を作りたい方々。やっぱり、急がず、学校法人を作ることから始めるべきではないのかな。
株式会社と学校法人だと意志決定までの時間差が違うという意見があるが、それもどうかと思う。埼玉県のスポーツで有名な学校グループは、機動力抜群だ。要はシステムではなくリーダーだといういい見本のような学校である。
どうでしょう。株式会社のみなさま。。。以下の法律ちょっと読んで、特区だなんだなんて考えない方がいいんじゃないでしょうか。
学校教育法
第2条
2 この法律で、国立学校とは、国の設置する学校を、公立学校とは、地方公共団体の設置する学校を、私立学校とは、学校法人の設置する学校をいう。
私立学校法
第3条
この法律において「学校法人」とは、私立学校の設置を目的として、この法律の定めるところにより設立される法人をいう。
学校法人については第25条~第63条に書いてあります。
学校業界に入るにも、勢いでなく、準備と覚悟と勉強が必要なのだということがわかるはずです。
Wikipediaによれば、日本では旧暦12月を師走(しわす)と呼び、現在では新暦12月の別名としても用いる。
…そうだね。
師走。一般には、12月は年末で皆忙しく、普段は走らない師匠さえも趨走(すうそう)することから「師趨(しすう)」と呼び、これが「師走(しはす)」になったとされている。師はお坊さん。法師が各家で経を読むために馳せ走る「師馳月(しはせつき)」であるとする説も。
…ふぅ~~ん。
*****
先生でさえ走り回るほど忙しい月だから師走。
トリビアの泉風の言い方をすれば、こんなことを言うとガセビアになっちゃうわけだ。
師は教師の師ではない。
そもそも、先生は年中忙しい。12月だからって特別にダッシュをするわけじゃない。僕の経験から来る感覚だと、2月から3月が、入試&卒業式でもっとも多忙を極めるかな。入学者選抜や卒業認定は気をつかう。その次が3月末から4月の年度末の資料整理、生徒指導要録(成績、その他の記録簿)作成と、新年度準備で多忙を極める。特に新入生担任だったりすると、一日24時間では足りない。
………話しがそれたかなぁ。
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埼玉県川口市に十二月田と言う地名がある。そのものずばり、「しわすだ」と読む。
教師になって最初の入試の時、中学生の願書を見てなんて読むのかわからなくて、職場の先輩に聞いた記憶がある。言われればわかるけど、なかなかない地名だと思いますよ。
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12月。。。
1日、期末考査前日なので半日授業。
2日、期末考査初日。
二日とも、午後年次有給をとって、早く家に戻ってきた。ちょっと休息が必要だ。
僕は今2年生担任なので、この後修学旅行の引率がある。
。。。いずれにしても、とにかく無事に終わってほしいものだ。
「謹んでお受けいたします。大関の名…、大関の名に恥じぬようにけいこに精進します。本日はありがとうございました」
11月30日朝、琴欧州は大関昇進決定を伝える使者にこう述べた。-TVで見たら随分緊張していたようだ。声も少しくぐもっていた。
前の晩は睡眠不足だったそうである。…だろうなあ。でも、ちょっとつっかえたけど、ちゃんとできた。来日3年。全くの異文化に飛び込んでここまでになるのは、誰であってもすごいこと。尊敬に値する。まして、ことばがろくに通じない上、ちょっと古いけど、一寸前まで「無理偏にげんこつ」言われるほどの封建的社会で、こまでになる。立派だ。
西日本新聞によれば、佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)に相談して決めた口上は、部屋の先輩大関の尾車親方(元大関琴風)が述べたものと同じ。
伝達式には先代佐渡ケ嶽親方(元横綱琴桜)も出席。僕の知識だと伝達式の時は、「おかみさん、関取(新大関)、親方」と並ぶ部屋側だけど、今回は「おかみさん、親方、琴欧州、先代親方」と4人。ちょっと狭そうなのがほほえましかった。
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自分が以前在籍していた大学院には言語教育専攻に日本語教育・英語教育の専修課程がある。ライブラリーに「外国人力士はなぜ日本語がうまいのか―あなたに役立つ「ことば習得」のコツ」という本があった。確か読んだ。。。。 あまり中身はよく覚えていないが、何か妙に納得した覚えがある。あらためて探して、もう一回読んでみようかな。
11月28日、平成18年度当初に開学を希望していた大学等について、文部科学省の大学設置・学校法人審議会が設置認可の可否を、文部科学大臣に答申した。
その中に不可になった「学校」が二つあった。このことについて自分の考えをまとめたい。
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一つ目は、入学から終了まですべてインターネットだけですませることをめざした、特区扱いの学校法人立大学院大学である、旭インターネット大学院大学。この「学校」は修士だけではなく博士課程まで設置する気でいた。
この学校の設置を希望する同大設置準備委員会の酒井雅会長は、自宅2階を学長室や会議室にすると申請した。いくらすべてインターネットで行うと言っても、あまりにもその発想が斬新過ぎ&狭いので、全国紙のウェブサイト(asahi.com)で取り上げられた「学校」である。
審議会の判断は、『狭く、機能性を欠いており、大学運営に対応する施設となっていない』である。学長室などは大学設置基準で整備が義務付けられているもので、普通に考えれば華美にする必要はないが、学校の司令室である。それなりのものが求められるのは当然だろう。
計画によれば、会長の自宅2階部分は約60平方メートルで、和室に「学長室」のプレートを掲げる等している。
…畳18畳分である。6畳間3部屋分である。(苦笑)
酒井会長の意見では、「教員は海外や日本各地におり、インターネットで会議をするので広い会議室は不要。設備投資にお金を掛けて学生の負担を増やすようなことはしたくないと考えた」とのこと。ものはいいようである。
新聞などの報道によれば、旭インターネット大学院大学について審議会は、『研究指導教員数が基準に満たない』『理事長宅の2階を学長室や事務室に充てており、手狭で大学の管理運営に対応できない』とした。
後者ばかりが注目されたが、書類の審査でスタッフが大学院で博士まで出せる学校としては物足りないとされたわけだ。冷静に考えれば、よくこんな計画で大学院を作ろうとしたと思う。ある意味恐れ入ってしまう。
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二つ目の、WAO大学院大学ついて審議会は、『教員は本業が多忙で教育研究に支障が出かねない』『相応の学位や研究業績のある教員は皆無に近い』とされた。論外だと思う。
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このほかにも、学校自体は設置の認可を得られたものの、一部研究科の専攻過程が認められなかったものや保留の案件もある。
この状況はどうかしている.....
今回の審議会の判断は正しいと思う。支持できる。
いくら何でも無理だ。自由化、構造改革特区っていっても限度がある。
僕は基本的には学校法人が作れないような組織は、学校を作るべきではないと思っている。東証1部、2部、JASDAQだって、上場できるのはどんなものでも株式会社である。学校という市場・業界に入るには、せめて学校法人くらい作れるのが最低条件だと思っている。特区だから、構造改革だからといって、参入条件を甘くする。参入障壁とどこかで文句を言われるのがいやだからハードルを低くするのはいかがなものか。ものには程度と限度がある。学校法人並みにできますよと株式会社ががんばるならいいけど、できないのではどうしょもない。
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今回の申請では、特に気になる…気に入らない、申し訳ないけど不届きだと思う…のは、特区利用の専門職大学院大学の設置認可申請である。これは今年の7月に申請がなされたもので、平成18年度開学をめざしたのは過去最多の12校、12研究科、15専攻。
学校設置会社(以下「株式会社」)が開設の認可申請をした学校は6校。すべて特区だから申請できた。全部専門職大学院大学課程である。申請者5社(1社で2校申請したところもある)
↓
結果:認可3校、1校不可、2校は申請取り下げ。
学校法人・公立大学法人立の学校は6校。1校をのぞいて、専門職大学院課程。その1校が不可になった旭インターネット大学院大学である。
↓
結果:認可は4校(3校はすでに大学を運営している、1校は専門学校の運営法人)、1校不可、1校保留(専門学校が設立母体)
「合格」したところをみてみよう。学校名(研究科名):設立母体
構造改革特別区域法に基づく学校設置会社による設置
グロービス経営(経営):
経営教育及びベンチャーキャピタル事業等を運営する株式会社
日本教育(学校教育):
栄光ゼミナールの運営会社が母体
LCA(企業経営):
企業経営コンサルティングが本業
学校法人・公立学校法人による設置
文化ファッション(ファッションビジネス):
文化学園は大学・短大・専門学校の運営法人
事業創造(事業創造):
新潟総合学園は大学・専門学校の運営法人
産業技術(産業技術):
首都大学東京
映画専門(映画プロデュース):
東放学園専門学校の運営法人
認可は7校、7研究科、8専攻。
合格した中で、文化ファッション大学院大学は研究科・専攻課程が二つあるので全体で8専攻である。日本教育大学院大学の設置母体である栄光は、もう一つの日本翻訳大学院大学の設置申請を取り下げている。また、映画専門大学院大学は通信の課程も認可申請していたが、これは不可になっている。
大学設置の「不可」はまれで、そもそも申請取り下げなんて論外である。大学・大学院設置申請も、随分お気楽になったものだ。しかし審査はちゃんとやったと思う。同審議会の永田真三郎会長(関西大教授)は「学生確保を急ぐあまり準備が拙速になっている」との異例のコメントを出した。
…怒って当たり前である。
+++++
旭インターネット大学院大学は、学校法人立の学校。特区における学校法人立の大学院大学をめざしていた。また、もう一つ不可になった、WAO大学院大学は株式会社立。特区における学校法人立でも、株式会社立学校でも、それ自体は全体の中の変化のエッセンス。主流にはならないものだと思う。国公立でも、学校法人立(私立)でも、経営があやしい場合もある。
従来とは設置・審査基準を別途設け、新規参入を認める。これまでにない基準の学校を認める。これが特区内の学校法人立の学校のありようだろう。また、株式会社立という経営形態を認め、学校設置者のバリエーションを増やす。株式会社のよさ(決定の機動性)を、学校運営に取り入れようというのが、株式会社立学校の(唯一の)存在意義だろうと思う。これらが、現在いくつか認められている特区内の株式会社立大学・大学院だ。
学校は、誰が作るものでも、なによりも安定性が必要だ。また、社会に対して、大丈夫そうだなって思われる存在でなくては、危なっかしくって困るのだ。ある一定のレベルは確保されなくてはならないだろう。
今回の2校の状況、その他申請取り下げも複数でたこと。なんで、こうなるんだ。どうして、その程度で申請することを考えるのだろう。冗談はよしてくれ。恥ずかしくはないか。そう、思った。
「申請すれば、特区で専門職大学院なら通るんじゃん。」
そんな本音が透けて見えてくる。
不可をもらった両校はいずれも「来年度の再申請は考えていない」とコメントしているらしい。当たり前だ。
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いくら事前チェックから事後チェックに行政のあり方を変えたといっても、事後チェックにも値しないものはストップだ。
審議会の決定全面支持!!!
この調子で、大学も株式会社立のものがごちゃごちゃ出てきたら、ちょっと困る。もちろん何もかもだめと言うことではない。だだ、今回のような大甘な設置認可申請をするようでは、特区の株式会社立の大学等全体が、ちょっと色眼鏡で見られるようになることを、大学を作りたい株式会社の方々は考えなければならないだろう。
大学という商品の信用を毀損するような、今回の設置認可申請の顛末だったと思う。
…そんなことを考えました。