沖縄を代表する風景の一つ、ホットスパーがブランドを変更するようだ。
先週琉球新報のウェブサイトにこんな記事が出ていた。
ホットスパーが「COCO!」に変更 あす久米島に1号店
県内でコンビニエンスストア102店舗を展開するホットスパーコンビニエンスネットワークス(茨城県土浦市、椎名浩一社長)は12日、ストアブランドを親会社と同じ「ココストア」に変更統一すると発表した。既存店(全国419店舗)の看板「HOT SPAR」を2008年3月までに「COCO!」に変更。11月から新規出店はすべて「COCO!」ブランドでオープンしており、県内では14日、久米島町仲泊に1号店が誕生する。
「HOTSPAR」は1986年8月、県内コンビニエンスストアの先駆けとして那覇市与儀に第1号店が開店。以来「ホッパー」の愛称で親しまれてきた。
1993年に沖縄スパー本部から営業譲渡を受けたホットスパーコンビニエンスネットワークスは、国際スパー(オランダ)とのライセンス契約更新を前に離脱を決断。2001年4月にコンビニエンスストアグループ約1000店舗を全国展開するココストア(名古屋市、盛田宏社長)の完全子会社となっていたことから、ストアブランドを親会社と統一することを決めた。(最終更新:12月13日13時41分)
HOT SPAR... は間違いなく沖縄の顔(の一つ)である。沖縄でコンビニとはホットスパーのことだとまでは言えないかもしれないけど、そこここにある。ファミマも見かけるが、赤い看板のホットスパーの方が沖縄だなあと思う。那覇バスターミナルにも、以前宿泊した万座ビーチホテル&リゾートの正門横にもあった。大きな資本の元で統一ブランドの方が、コンビニ業界での生き残りにはいいのかもしれないけど、こと、沖縄という場所で、あれだけ定着しているブランドと、あの赤■■■を、変更する必要はあるのかな。ココストアは、僕は聞いたことも見たこともない。どこに本社があるのかも知らないぞ。
…そんなことを感じた。
Googleブログ検索で、この件について調べてみたら、事実を伝えるものの他、ややネガティブな感想のエントリがあった。僕のエントリもそうかもしれない。
ココストアのウェブサイトも見てみたが、看板の色(コーポレートカラー?)はピンク■■■のようだ。イメージがぼわ~っとしている。沖縄のあの太陽の下で映えるのかな。いずれ慣れるのかもしれないけど、なんだかピントこない。次に沖縄に遊びに行くときには、僕の好きな沖縄の景色から、HOT SPARが消えている。もうないんだ。
…寂しい感じがする。