大阪や東京の旅行代理店の前を通るとバンコクへのパックツアーの販売が続けられており、ある意味、騒乱なんてどこ吹く風。
聞くところによるとバンコクの中心部にある百貨店の伊勢丹はずっと臨時休業したままだそうだから、普通の状態でないことはまちがいない。
普通ではない新たな証拠がまたひとつ。
ついに日本大使館の前にあるルンピニー公園横のラーマ4世通りでタクシン派の軍人が射殺された。
おかげで日本大使館は臨時休館しているのだという。
正直、これはバンコクツアーなどやっている場合じゃないように思う。
ラーマ4世通りの下には地下鉄が走っていて、私も何回か利用したことがある。
シーロム駅でMTSと乗り換えができるし、終点はバンコク中央駅なのでとっても便利な路線なのだ。
最寄りのルンビニー駅で下車して地上に出るとルンビニーナイトバザールが毎夜開かれていてパッポンのようないかがわしさの無い中で、安心して買い物ができたりなんかした。
バザール内にあるフードコート兼ライブ会場では音楽を楽しみながら、ガイヤン齧ってビールが飲める。
そんな平和な場所の近くで狙撃事件。
日本大使館の休館は「邦人旅行者のごたごたに付き合いたくない」というのが理由じゃないことは、間違いない。
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