<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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首都圏を走るJR京葉線が全盛開通から今年で20年を迎えるそうな。

出張で東京を訪問した時、駅のポスターを見て隔世の感を覚えたのは言うまでもない。

この20周年に合わせたいつくつかのイベントも企画されているようだ。
が、その前に一言述べねばなるまい。

その1)風が吹けば京葉線が止る

京葉線は東京湾に一番近い臨海部を走っており、海からの風をモロに受けている。
このため台風が近づいたり、少しばかり春一番のように強風が吹き荒れると、すぐに止ってしまう。
正直言って困ってしまう路線なのだ。
数年前に台風の影響で京葉線前線が運休してしまい、潮見のお客様を訪問することができない、という困った事態が発生したことがある。
ちなみに東海道新幹線は走っており、潮見には行けないが、大阪へな帰れるという、不思議な現象が発生したことは今も重いでとして私の脳裏に刻みつけられている。

その2)本数が少ない

首都圏を走る鉄道にも関わらず、デイタイムの運行本数が少ない。
たびたび私は仕事の関係で東京ビッグサイトを訪れるのだが、京葉線の本数が少なく、かつ臨海線との乗り継ぎが悪いため、ついつい大崎経由で都内に帰ることになってしまっている。

その3)キャラクターオタクが多い

これが京葉線の最大の欠点なのだが、沿線に日本で最も人気のあるテーマパークを抱えるため、そのパークのキャラクターを彩ったお土産や衣類を着込んだ、キャラクターオタクが大勢乗り込んでいることがあり、独特の雰囲気を醸し出していることがある。
正直、タイガースの勝利試合の後、阪神甲子園駅から乗り込む梅田行き臨時列車のほうが、まだマトモではないか、と思えるくらい、異様な雰囲気の乗客が少なくない。
こっちは仕事で乗車して真剣な考え事をしているときがあったりするので、ちゃらちゃらしたデカイ紙袋を持って親子でウロウロするのは止めていただきたいと思うことしきりではある。

などなど。

記念イベントを開催するよりも、まともな路線になっていただきたいと思う、関西人からのお願いなのであった。


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