<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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東京都の都営地下鉄と都営バスが段階的にできるかぎり運行を24時間体制にもっていこうという、ニューヨークの地下鉄みたいな方針を正式に発表。
とすれば、民営化論議で侃々諤々の大阪市営地下鉄とバスはどうなるのか?
大阪人の私としては大いに気になるところだ。

例えば、大阪市営地下鉄が24時間運行になったとする。
するとどういう効果があるかというと北は吹田市から南は堺市まで深夜でも電車で結ばれるということに鳴る。
乗り継ぎを気にせず、私の場合、堺市内にある実家までは何時になっても大阪市内からだと電車で帰れることになるのだ。

今のところ、品川駅の港口側の安飲み屋街で飲んでいたとする。
最終の新大阪行の新幹線は9時25分頃なので、それに合わせて飲めばいいように思うのだが、これに乗ると新大阪駅からの最終の地下鉄に乗れないことがあり、天王寺止まりと相成る。
従って難波あたりまで地下鉄を利用し、そこからタクシーになってしまうのだ。
会社の業績の良い時はタクシー代は会社が出してくれないこともないが、悪い時は自腹になってしまうので注意が必要だ。
これが24時間運行になると終電の新幹線でもちっとも問題にならなくなる。

また都営地下鉄よりも大阪市営地下鉄のほうが運行エリアは広い、という特徴がある。
実は大阪市民も気がついていないのだが、大阪市営地下鉄は東京メトロといいとこ勝負の巨大鉄道会社なのだ。
そういすることで、大阪市内の主な繁華街は地下鉄網で繋がれる言うことで、体力があれば午前1時までは梅田の阪急東通で飲んでいて、1:30からは宗右衛門町のアイリッシュバーで3:00まで飲み、4:00からは京橋の串カツ屋で朝ごはん、ということも可能になる。
私はそんなことしませんが、ともかく経済効果は東京と同様にあるに違いない。

でもデメリットもあるもので、嫌な客と飲んでいて、
「そろそろ終電なんで帰りましょう」
という作戦が使えないという欠点があることを忘れてはいけない。
尤もT大学のO先生にはそれも通用しませんけどね。

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