
川崎市・東高根森林公園で10日に撮ったカノコユリ(鹿の子百合)。
名前の由来は花弁の内側に鹿の子絞りのような模様があることから。
他のユリに比べて花弁が強く反り返る。


花が美しいので昔から観賞用に栽培され、民家の庭先などでもよく見かける。
四国・九州地方の山地に自生しているが、2007年8月の環境省レッドリストでは絶滅危惧II類(VU)となっている。

こちらは17日の皇居東御苑で咲いていたタカサゴユリ(高砂百合)。
台湾固有種で、日本では園芸用に移入された帰化植物として全国に分布。
名前は琉球語で台湾を指す言葉「タカサング」に由来すると言われる。


テッポウユリ(日本の南西諸島および九州南部が原産)に似るが、茎が比較的太く丈夫で丈が1.5mほどに生長するものもあり、テッポウユリよりも大型になる。花期は7~9月。
テッポウユリとの交雑種が多く変異も起きやすいと考えられ、その違いが外見からは判別しにくい場合も多い。
(説明部分は、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用)
今回も東御苑と東高根の合わせ技になりました。
撮影機材:Nikon D40(AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II)+
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G (IF)

